展開するクライアントの決定
トピックの最終更新日: 2009-05-28
Microsoft Office Communications Server 2007 R2 では、コンピュータにインストールされているクライアント ソフトウェア、Web ベースのクライアント、モバイル デバイスなど、組織のユーザー向けに複数の種類のクライアント ソフトウェアがサポートされます。
- Microsoft Office Communicator 2007 R2 は、Office Communications Server 2007 R2 の主要なクライアント ソフトウェアで、プレゼンス、連絡先の管理、インスタント メッセージング (IM)、会議、およびテレフォニーの各機能を備えています。
- Microsoft Office Communicator Web Access は Web ベースのクライアントです。このクライアントを使用すると、ユーザーはクライアント ソフトウェアをローカルにインストールすることなく、Office Communications Server 2007 R2 サービスを利用できます。詳細については、「コンピュータ ベースのアクセス」を参照してください。
- Microsoft Office Communications Server 2007 R2 グループ チャットは、ユーザーが永続的な進行中の IM 会話に参加したり、ファイル、リンク、テキストなどのチャネル コンテンツにアクセスすることを可能にします。
- Microsoft Office Live Meeting クライアントは、Office Communications Server 2007 R2 と、ホストされる Microsoft Live Meeting サービスの両方を対象とする、データ コラボレーションおよび音声ビデオ (A/V) クライアントです。
- Microsoft Office Communications Server 2007 R2 Attendant は統合型の通話管理アプリケーションです。このアプリケーションを使用すると、ユーザー (受付担当者や管理スタッフなど) は迅速な通話処理、IM、および画面上のルーティングを通じて、一度に複数の会話を管理できます。
- Microsoft Office Communicator Mobile for Windows Mobile は、Smartphone または Windows Professional モバイル デバイスから接続する組織のユーザーに対して、IM、拡張プレゼンス、およびテレフォニーを提供します。詳細については、「モバイル アクセス」を参照してください。
- Microsoft Office Communicator 2007 R2 Phone Edition は、USB 接続されるインテリジェントなインターネット プロトコル (IP) 電話で、通話の発信と受信、拡張プレゼンス、および Web 会議用のクライアント音声機能をサポートします。
- Microsoft Office Outlook 用会議アドインは、Office Communications Server 2007 R2 用の Outlook 電話会議予約クライアントです。
計画フェーズでは、このセクションの情報を使用して、展開するクライアントと展開戦略へのアプローチ方法を決定します。次に、「クライアントの展開」セクションにある各クライアントの展開に関するドキュメントを確認し、展開計画に影響を与える可能性がある考慮事項を特定します。