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Communications Server 2007 R2 Attendant のトラブルシューティング

トピックの最終更新日: 2009-04-02

このトピックは、Office Communications Server 2007 R2 Attendant に関する既知の問題のトラブルシューティングに役立ちます。問題を解決するには、次の一覧でエラー条件と説明を探して確認した後、解決策を適用します。

使用しているコンピュータに Microsoft .NET Framework 3.5 がインストールされているにもかかわらず、インストールされていないことを示すエラー メッセージが表示される

問題: 使用しているコンピュータに Microsoft .NET Framework 3.5 がインストールされているにもかかわらず、インストールされていないことを示すエラー メッセージが表示されることが原因で、インストールが失敗します。

解決方法: Microsoft .NET Framework 3.5 をアンインストールし、コンピュータを再起動し、Microsoft .NET Framework 3.5 を再インストールします。次に、Communications Server 2007 R2 Attendant をインストールします。このエラー メッセージが引き続き表示される場合は、Windows エクスプローラを使用して PresentationFramework.dll ファイルのバージョンをチェックし、プロパティを確認します。

%SYSTEMDRIVE%\Program Files\Reference Assemblies\Microsoft\Framework\v3.0\PresentationFramework.dll

3.0.6920.1109 より前のバージョンの場合、インストール中に .NET Framework 3.5 によってこのファイルの更新が失敗します。.NET Framework 3.5 を再インストールしてもこの問題が解決しない場合は、.NET Framework 3.5 のインストール ログ ファイルをチェックするか、Microsoft カスタマ サービスおよびサポートに連絡してください。

Office Communications Server 2007 上では Office Communications Server 2007 R2 Attendant の実行がサポートされていない

問題: Office Communications Server 2007 R2 Attendant の機能セットは Office Communications Server 2007 R2 上でのみ利用できます。Office Communications Server 2007 R2 Attendant は Office Communications Server 2007 へのサインインが禁止される必要があります。

解決方法: Office Communications Server 2007 のクライアント バージョン フィルタ機能を使用して、Office Communications Server 2007 R2 Attendant クライアントが Office Communications Server 2007 にサインインすることを明確に禁止します。詳細については、『Microsoft Office Communications Server 2007 Administration Guide (Microsoft Office Communications Server 2007 管理ガイド)』の「Configuring Client Version Filtering (クライアント バージョン フィルタの構成)」を参照してください**。

以前に Office Communications Server Attendant がインストールされていたコンピュータへの古いバージョンの Office Communicator のインストールがサポートされていない

問題: Office Communications Server 2007 R2 Attendant をコンピュータにインストールした後に、同じコンピュータに以前のバージョンの Office Communicator をインストールしないでください。Office Communications Server Attendant をアンインストールした後に Office Communicator 2005 または Office Communicator 2007 をインストールすると、問題が発生することが確認されています。たとえば、サウンドや着信の転送の問題などです。

解決方法: 解決方法はありません。

Office Communications Server 2007 R2 Attendant ではビデオがサポートされていない

問題: Office Communications Server 2007 R2 Attendant はビデオをサポートしていません。

解決方法: ビデオが必要な場合は、Office Communicator 2007 R2 を使用します。

Office Communications Server 2007 R2 Attendant から Live Meeting へのエスカレートがサポートされていない

問題: Office Communications Server 2007 R2 Attendant から Live Meeting クライアントへの電話会議のエスカレートはサポートされていません。

解決方法: Live Meeting を使用してミーティングを行う場合は、Office Communicator または Live Meeting クライアントを使用します。

Office Communications Server 2007 R2 Attendant ではファイル共有がサポートされていない

問題: Office Communications Server 2007 R2 Attendant はファイル共有をサポートしていません。

解決方法: ファイルの送受信が必要な場合は、Office Communicator を使用します。

Office Communications Server 2007 R2 Attendant では Office Communicator 2007 Phone Edition のペアリングがサポートされていない

問題: Office Communications Server 2007 R2 Attendant と Office Communicator 2007 Phone Edition のペアリングはサポートされていません。Office Communications Server Attendant をコンピュータにインストールすると、そのコンピュータ上の Office Communicator 2007 R2 を含む統合コミュニケーション プログラムを Office Communicator 2007 Phone Edition とペアリングすることはできません。

解決方法: Office Communicator 2007 Phone Edition とのペアリングを行う必要がある場合は、Office Communications Server 2007 R2 Attendant を削除し、Office Communicator 2007 R2 をインストールします。

Office Communications Server 2007 R2 Attendant では Office Communicator 2007 Phone Edition との複数のプレゼンス ポイントがサポートされていない

問題: Office Communications Server 2007 R2 Attendant では、1 人のユーザーが Office Communicator 2007 Phone Edition と Office Communications Server Attendant の両方に同時にサインインすることはサポートされていません。

解決法: 同じユーザーとして同時に両方のクライアントにサインインする必要がある場合は、Communications Server 2007 R2 Attendant を削除し、Office Communicator 2007 R2 をインストールします。

Office Communications Server Attendant と Office Communicator が同じコンピュータにインストールされている場合はリッチ HTML IM およびインクを使用できない

問題: Office Communications Server 2007 R2 Attendant を Office Communicator 2007 R2 と同じコンピュータにインストールすると、Office Communicator 2007 R2 のインクまたはリッチ HTML インスタント メッセージング (IM) コンテンツを使用できなくなります。

解決方法: Communications Server 2007 R2 Attendant を削除します。