Communicator Web Access の証明書
トピックの最終更新日: 2009-04-27
他の Office Communications Server コンポーネントと同様に、Communicator Web Access には、Office Communications Server の他のコンポーネントとのトラフィックを認証するために MTLS 証明書が必要です。仮想サーバーで HTTPS プロトコルを使用する場合は、各 Communicator Web Access サーバーと各ログオン クライアントの間のトラフィックを認証するために SSL 証明書が必要です。
多くの場合、MTLS 接続と SSL 接続の両方で同じ証明書を使用できます。証明書要件と、Communicator Web Access の証明書を要求およびインストールするための推奨手順の詳細については、「Communicator Web Access の証明書の準備」を参照してください。
Windows CA を設定している場合は、Communicator Web Access で使用する独自の証明書を生成できます。すべてのユーザーが内部ユーザー (組織のファイアウォールの内側からログオンするユーザー) である場合は、自己生成証明書を使用することをお勧めします。自分で作成する証明書に費用はかかりません。また、同じドメインのメンバとして、クライアント コンピュータでは、内部 CA によって生成された証明書を既に信頼している可能性があります。
Communicator Web Access では、サードパーティの CA から購入した証明書を使用することもできます。外部ユーザー (組織のファイアウォールの外側からログオンするユーザー) をサポートする場合は、すべての外部仮想サーバーに対してサードパーティ証明書を使用することをお勧めします。既定では、Windows オペレーティング システム (およびその他の多くのオペレーティング システム) には、プレインストールされた多数の主要なサードパーティ CA の証明書が付属しています。外部仮想サーバーに対してサードパーティ証明書を使用すると、セキュリティ警告が限定され、外部ユーザーにとって Communicator Web Access のユーザー エクスペリエンスが向上します。