次の方法で共有


外部ユーザー アクセス

トピックの最終更新日: 2009-04-24

次の理由から、Office Communications Server の機能に対する外部ユーザーのアクセスが必要になる場合があります。

  • 組織のユーザーが、ファイアウォールの外側でリモートで作業しているときに、Office Communications Server の機能を使用できるようになります (VPN 接続は不要)。
  • 他の組織のユーザーが内部ユーザーと共同作業を実行できます。

外部ユーザーがアクセスできるようにするには、1 つ以上のエッジ サーバーを境界ネットワーク (DMZ、非武装地帯、またはスクリーン サブネットとも呼ばれます) に展開します。エッジ サーバーとは、Office Communications Server におけるサーバーの役割です。

エッジ サーバーを展開に含めることで次の利点が得られます。

  • **組織のリモート ユーザーの安全なアクセス。**組織のユーザーが、組織のファイアウォールの外側で作業をするときでも、安全なインスタント メッセージング (IM)、プレゼンス、会議機能、音声ビデオ (A/V) 機能など、Office Communications Server の機能を使用できます。
  • **他の組織とのフェデレーション。**Office Communications Server を実行している別の組織とのフェデレーションを確立することができます。これにより、組織の Office Communications Server によって検証されたフェデレーション組織のユーザーは、展開によって認識されます。
  • **外部ユーザーの電話会議への参加。**組織の電話会議に参加するように外部ユーザーを招待することができます。これには、組織またはフェデレーション組織に所属していないユーザー (匿名ユーザー) も含まれます。電話会議に音声およびビデオが含まれる場合、これらのメディアも匿名ユーザーと共有できます。
  • **パブリック IM 接続。**組織のユーザーは、IM を使用して、MSN ネットワーク インターネット サービス、Yahoo!、および AOL で提供される IM サービスのユーザーと通信できます (パブリック IM 接続を使用するには、別のライセンスが必要です)。
  • **外部ユーザーとのデスクトップ共有。**ユーザーは、外部ユーザーとの共同作業中に、デスクトップ共有機能を使用してデスクトップのビューを送信できます。デスクトップ共有の詳細については、「新しいデスクトップ共有機能」を参照してください。
  • **モバイル アクセス。**統合コミュニケーション クライアントのサポート バージョンをモバイル デバイスで実行している携帯電話ユーザーは、モバイル デバイスの電話が、エンタープライズ ネットワーク内の統合コミュニケーション クライアントであるかのように通話を発信および受信できます。また、このようなモバイル ユーザーには、モバイル デバイスで IM およびプレゼンスの機能が提供されます。