アーカイブ サーバーのアクティブ化
トピックの最終更新日: 2009-01-23
アーカイブ サーバーをアクティブ化するには、次のタスクを実行します。
- アーカイブ サーバー用の新しいサービス アカウントまたは既存のサービス アカウントを設定します。
- SQL Server アーカイブ データベースの作成または割り当てを行います。
- データベースおよびトランザクション ログ ファイルに、ディレクトリを割り当てます。
- アーカイブ サーバーの役割をアクティブ化します。
アーカイブ サーバーをアクティブ化するには
アーカイブ サーバーをインストールしたサーバーで、DomainAdmins グループおよび RTCUniversalServerAdmins グループのメンバとしてログオンします。
setup\amd64 に移動し、setupEE.exe または setupSE.exe をダブルクリックして、展開ツールを起動します。
[他のサーバーの役割の展開] をクリックし、[アーカイブ サーバーの展開] をクリックします。
[アーカイブ サーバーのアクティブ化] で、[実行] をクリックします。
[ようこそ] ページで [次へ] をクリックします。
[サービス アカウントを選択してください] ページで、アーカイブ サーバーで使用する新しいサービス アカウントまたは既存のサービス アカウントの名前を入力し、そのアカウントのパスワードを入力して [次へ] をクリックします。
注: 既定のアカウントは RTCComponentService です。新しいアカウントを設定する場合は、組織の Active Directory パスワード要件を満たす複雑なパスワードを使用するようにします。 [SQL Server のインスタンスの選択] ページで、次のいずれかの操作を行います。
- 既定のインスタンス (MSSQLSERVER) を使用する場合は、ボックスにサーバー名を入力します。
- 別のインスタンスを指定する場合は、<サーバー名>\<インスタンス> の形式でインスタンス名を入力します。たとえば、「sqlserver\dbInstance」のように入力します。
[データベース名] に、アーカイブ サーバーで使用される SQL Server データベースの名前 (既定では LcsLog) を入力して、[次へ] をクリックします。
[既存のデータベースの再利用] ページで、次のいずれかの操作を行います。
既に SQL Server インスタンスにあるデータベースを使用する場合は、[既存のデータベースを置き換える] チェック ボックスをオフにします。既存のデータベースに同じデータベース スキーマがある場合にのみ、この操作を行ってください。
新しいデータベースを使用する場合、または既存のデータベースを上書きする場合は、[既存のデータベースを置き換える] チェック ボックスをオンにします。
注意: [既存のデータベースを置き換える] チェック ボックスをオンにすると、SQL Server インスタンスにある既存のアーカイブ データベースはすべて削除され、そのデータもすべて失われます。
[次へ] をクリックします。
[データベース ファイルの場所] ページで、アーカイブ データベース ファイルおよびトランザクション ログ ファイルをインストールする場所を指定します。
- [データベース] ボックスで、既定のフォルダをそのまま使用するか、[参照] をクリックして別のディレクトリを指定します。
- [トランザクション ログ] ボックスで、既定のフォルダをそのまま使用するか、[参照] をクリックして別のディレクトリを指定します。
完了したら、[次へ] をクリックします。
[サービス開始のオプション] ページで [アクティブ化後にサービスを開始する] チェック ボックスをオフにします。
注: アーカイブ サービス (RTCLog サービス) を開始する前に、SQL Server (MSSQLServer サービス) を開始しておく必要があります。 [次へ] をクリックします。
[アーカイブ サーバーのアクティブ化の準備完了] ページで指定した設定を確認し、[次へ] をクリックしてアーカイブ サーバーをアクティブ化します。
ウィザードが完了したら、[[完了] をクリックしたらログを表示する] チェック ボックスがオンになっていることを確認し、[完了] をクリックします。
ログ ファイルで、[実行結果] 列に "成功" と表示されていることを確認し、表示された各タスクの "成功" の実行結果を調べます。その後、ログ ウィンドウを閉じます**。