Win32 サンプル コーデック
[このドキュメントはプレビュー版であり、後のリリースで変更されることがあります。 空白のトピックは、プレースホルダーとして挿入されています。]
このサンプルでは、Microsoft Windows Presentation Foundation イメージング コンポーネントのアンマネージ API を使用して、カスタム コーデックを作成する方法を示します。
このサンプルでは、WPF イメージング アプリケーションで自動的に使用できるように、WPF システムに登録できるエンコーダーとデコーダーの両方を作成しています。 また、ピクセル形式コンバーターの作成方法も示しています。
このサンプルでは、Windows Presentation Foundation (WPF) の特定の機能を示します。そのため、アプリケーションの開発ベスト プラクティスに従っていません。 Windows Presentation Foundation (WPF) と Microsoft .NET Framework のアプリケーション開発ベスト プラクティスの包括的な説明については、適宜、次のトピックを参照してください。
ユーザー補助 - 「ユーザー補助のベスト プラクティス」
セキュリティ - 「Windows Presentation Foundation Security」
ローカリゼーション - 「WPF Globalization and Localization Overview」
サンプルのビルド
Windows ソフトウェア開発キット (SDK) をインストールして、そのビルド環境のコマンド ウィンドウを開きます。[スタート] メニューの [すべてのプログラム]、[Microsoft Windows SDK] の順にポイントし、[CMD シェル] をクリックします。
ヘッダーとライブラリのパスを更新します。 Windows SDK Readme ファイルのセクション 6.2 に記載されている指示に従って、開発環境のパスを更新します。
サンプルをハード ディスク ドライブにダウンロードします。通常は、ソフトウェア開発キット (SDK) のドキュメントからダウンロードします。
このサンプルをビルドします。
Microsoft Visual Studio でサンプルをビルドするには、サンプル ソリューションかプロジェクト ファイルを読み込んで、Ctrl キーと Shift キーを押しながら B キーを押します。
ビルド環境のコマンド ウィンドウから完全なサンプルをビルドするには、ソリューション フォルダーに移動します。 コマンド プロンプトで「MSBUILD」と入力します。
ビルド環境のコマンド ウィンドウから個々のプロジェクトをビルドするには、各プロジェクト フォルダーに移動します。 コマンド プロンプトで「MSBUILD」と入力します。
サンプルの実行
コーデック ライブラリを登録します。 コマンド ウィンドウから、AITCodec ソース フォルダーに格納されている Debug または Release フォルダー内のダイナミック リンク ライブラリ (DLL) で regsvr32 を実行します。
サンプルを実行する
- このサンプルには実行可能ファイルは含まれておらず、カスタム コーデックの作成方法だけが示されています。 コーデックが登録され、ライブラリが署名されると、そのコーデックは WPF アプリケーションによって自動的に認識されます。
解説
カスタム コーデックを使用するには、そのコーデックを登録し、デジタル署名しておく必要があります。
このサンプルを Windows Vista でビルドするときは、ダイナミック リンク ライブラリ (DLL) を登録するために管理権限が必要になります。 コマンド ウィンドウは、管理者として実行することが必要になる可能性があります。その際には、コマンド ショートカットを右クリックし、[管理者として実行] をクリックします。
サンプル コーデックのブロック構造の詳細については、サンプルに含まれている readme.html を参照してください。