チュートリアル : データセット デザイナーでの DataTable の作成
発行: 2016年7月
このチュートリアルでは、データセット デザイナーを使用して、TableAdapter がない DataTable を作成する方法を説明します。 TableAdapter を含むデータ テーブルの作成方法については、「方法 : TableAdapter を作成する」を参照してください。
このチュートリアルでは、以下のタスクを行います。
新しい Windows アプリケーション プロジェクトの作成
アプリケーションへの新しいデータセットの追加
データセットへの新しいデータ テーブルの追加
データ テーブルへの列の追加
テーブルの主キーの設定
新しい Windows アプリケーションの作成
新しい Windows アプリケーション プロジェクトを作成するには
[ファイル] メニューで新しいプロジェクトを作成します。
[プロジェクトの種類] ペインでプログラミング言語を選択します。
[テンプレート] ペインの [Windows アプリケーション] をクリックします。
プロジェクトに「DataTableWalkthrough」という名前を付け、[OK] をクリックします。
Visual Studio によってソリューション エクスプローラーにプロジェクトが追加され、デザイナーに Form1 が表示されます。
アプリケーションへの新しいデータセットの追加
プロジェクトに新しいデータセット項目を追加するには
[プロジェクト] メニューの [新しい項目の追加] をクリックします。
[新しい項目の追加] ダイアログ ボックスが表示されます。
[テンプレート] ボックスの [データセット] を選択します。
[追加] をクリックします。
Visual Studio によって DataSet1.xsd という名前のファイルがプロジェクトに追加され、データセット デザイナーで開かれます。
データセットへの新しいデータ テーブルの追加
データセットに新しいデータ テーブルを追加するには
ツールボックスの [データセット] タブからデータセット デザイナーに、[DataTable] をドラッグします。
DataTable1 という名前のテーブルがデータセットに追加されます。
注意
TableAdapter を含むデータ テーブルの作成方法については、「チュートリアル : 複数のクエリによる TableAdapter の作成」を参照してください。
DataTable1 のタイトル バーをクリックし、「Music」に変更します。
データ テーブルへの列の追加
データ テーブルに列を追加するには
Music テーブルを右クリックします。 [追加] をポイントし、[列] をクリックします。
列に「SongID」という名前を付けます。
[プロパティ] ウィンドウで、DataType プロパティを System.Int16 に設定します。
この手順を繰り返して、次の列を追加します。
SongTitle : System.String
Artist : System.String
Genre : System.String
テーブルの主キーの設定
すべてのデータ テーブルには、主キーが必要です。 主キーは、データ テーブル内の特定のレコードを一意に識別します。
データ テーブルの主キーを設定するには
SongID 列を右クリックし、[主キーの設定] をクリックします。
キー アイコンが SongID 列の隣に表示されます。
プロジェクトの保存
DataTableWalkthrough プロジェクトを保存するには
- [ファイル] メニューの [すべてを保存] をクリックします。
次の手順
テーブルを作成したので、次の操作を実行できます。
目的 |
参照項目 |
|---|---|
データ入力用フォームの作成 |
|
テーブルへのデータの追加 |
|
テーブル内のデータの表示 |
|
データの編集 |
|
テーブルからの行の削除 |
参照
Visual Studio でのデータへの接続
アプリケーションでデータを受け取る準備
アプリケーションへのデータのフェッチ
Visual Studio でのデータへのコントロールのバインド
アプリケーションでのデータ編集
データの検証
データの保存
データに関するチュートリアル