Windows ストア アプリのテスト
電話、タブレットなどのデバイスで Windows ストア アプリをテストする場合、次の 2 つのオプションがあります。
Team Web Access を使用するか、デバイスまたはその他のコンピューター上のブラウザーを使用して、テストを計画および実行します。 Team Web Access を使用してテストする場合、テスト ランナーでは、テストしているソフトウェアを操作できません。このテスト ランナーは、テスト ステップのチェック リストとしてのみ動作します。 したがって、テストしているデバイスでテスト ランナーを実行する必要はありません。
このオプションでは、ソフトウェアをインストールする以外、デバイス上での準備は特に必要ありません。
デバイスをコンピューターに接続し、Microsoft Test Manager を使用してテストを実行します。 このオプションを使用すると、スクリーンショットをキャプチャして、デバイスから診断データを収集できます。
Windows 8 のすべての種類のリモート デバイスで、Windows ストア アプリの手動テストを実行できます。
テスト用に Windows 8 を準備する
可能であれば、Windows 8 デバイスと、Microsoft Test Manager が実行されているコンピューターでは、同じユーザー資格情報または Microsoft Live ID を使用します。 ユーザーが異なる場合、接続しようとすると、Microsoft Test Manager が実行されているコンピューターに資格情報のダイアログ ボックスが表示されます。
テストするデバイスにリモート デバッガーをインストールします。 「Installing the Remote Debugger (リモート デバッガーのインストール)」を参照してください。 (Windows 8 クライアント オペレーティング システムでのみサポートされています。 Windows Server 2012 はサポートされていません。)
Microsoft Test Tools Adapter 構成ツールは、新しいタイルとしてデバイスに表示されます。
Windows 8 で、Microsoft Test Tools Adapter 構成ツールのタイルを選択します。
Microsoft Test Tools Adapter の構成ダイアログ ボックスで [サービスを開始する] をクリックし、Microsoft Test Tools Adapter を構成します。
リモート デバイスへの接続
テストを実行するコンピューターで、Microsoft Test Manager を開きます。
テスト ケースをいくつか作成します (まだ作成していない場合)。
[テストの実行] ページで、[テストの実行に使用する方法] の横にある [変更] リンクをクリックして、Windows 8 のリモート デバイスを指定します。
[リモート デバイス] をクリックし、テストするデバイスの名前を入力します。
既定では、Microsoft Test Manager ではリモート デバイスとの通信にポート 6905 が使用されます。 別のポートを使用する場合は、リモート デバイスを deviceName**:**port という形式で入力します。 たとえば、「mySlateDevice1:8001」と入力します。 また、Visual Studio インストール フォルダーのサービス構成ファイル mttaservice.exe.config を開いて、リモート デバイスのポートを変更する必要もあります。
[テスト] リンクをクリックして、Microsoft Test Manager がリモート デバイスと通信できることを確認します。
Windows ストア アプリのインストール
[Windows ストア アプリのインストール] をクリックし、インストールする Windows ストア アプリの .appx ファイルのパスと名前を入力します。
インストール ウィザードの手順に従って操作します。
Windows ストア アプリのテスト
[テストの開始] をクリックします。
テスト ランナーが開きます。
リモート デバイスでテストのステップを実行します。
テストのステップを完了するごとに、ホスト コンピューターでそのステップを成功または失敗としてマークします。
Windows 8 のリモート デバイスでのテスト中にサポートされる機能を次に示します。
機能
Support
システム情報
はい
スクリーンショットのキャプチャ
はい
はい。
操作の記録/再生
Windows Web アプリ – ○
Windows デスクトップおよびストア アプリ – ×
バグの作成
はい
SCVMM ラボ環境でのサーバーの環境スナップショットの作成。
はい
セキュリティ
.appx ファイルと証明書が格納されている共有場所が適切に保護されていることを確認します。