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ソーシャル エンティティ

  • [アーティクル]

 

公開日: 2017年1月

対象: Dynamics 365 (online)、Dynamics 365 (on-premises)、Dynamics CRM 2016、Dynamics CRM Online

Microsoft Dynamics 365 ソーシャル ケア汎用フレームワークを使用して、さまざまなソリューション チャンネルから取得するソーシャル データを Dynamics 365 システムへルーティングします。 ソーシャル ケア フレームワークは、汎用のインターフェイス、データ モデル、および Facebook や Twitter のようなソーシャル リスニング アプリケーションと Microsoft Dynamics 365 を統合するために必要な API を提供して、ソーシャルメッセージおよびプロファイル データを追跡します。 ソーシャル ケア フレームワークを使用すると、サード パーティーのシステムは、ソーシャル チャネルからの投稿が含まれているソーシャル データ フィードを Microsoft Dynamics 365 にプッシュしたり、ソーシャル投稿を既存の Dynamics 365 レコードに関連付けることができます。

ソーシャル ケア フレームワークには次の機能があります。

このフレームワークを使用して、ソーシャル投稿をサポート案件に自動的に変換したり、Microsoft Dynamics 365 の投稿の作成者のソーシャル プロファイルおよび取引先担当者レコードを作成したり、既存のレコードを検索したり、ソーシャル投稿とそれらのプロファイルを関連付けることができます。 キーワード、#tags や @mentions を使用してウォッチ リストを構成して、Twitter または Facebook などのソーシャル チャンネルで、ブランド、製品、またはサービスに関して話題となっている言葉を識別できます。 次に、ウォッチ リストを Microsoft Dynamics 365 キューと関連付け、ソーシャル投稿から自動的にサポート案件を作成するように設定できます。詳細:ヘルプとトレーニング: 電子メールまたはソーシャル監視からサポート案件を自動的に作成 を参照してください。

ソーシャル ケアの概念図

ソーシャル ケア フレームワークでは、電子メールからサポート案件への変換の既存の設定が強化されて、ソーシャル活動がキューに配信されると、サポート案件の自動作成が有効になります。 外部のシステムまたはユーザーは、Microsoft Dynamics 365 の OData エンドポイントを通して配信されるエンティティ API メソッドで Dynamics 365 の作成、取得、更新、および削除の操作を使用して、ソーシャル ケア フィード(たとえば、投稿 ID、対応する Dynamics 365 レコード、Dynamics 365 レコードに対応する属性) の範囲を認識し、Dynamics 365 レコードの更新をターゲットします。

Microsoft Dynamics 365 は、外部のサービスが自身に接続することは可能にしますが、外部のサービスを呼び出したり、外部のサービスに接続することはしません。 ソーシャル データの主要な受取人は SocialActivity エンティティのメッセージとメソッド と ソーシャル プロファイル (SocialProfile) エンティティのメッセージおよびメソッド です。これらは、ソーシャル データの変更に対応しています。

ソーシャル ケア フレームワークで使用されるデータ モデルと API は、ビジネスのシナリオに適合するように、サンプル アプリケーションを拡張およびカスタマイズする機会を開発者に提供します。Dynamics 365 の API に基づいて、サンプル アプリケーションをダウンロードして、Microsoft Dynamics 365 を認識することができます。詳細:Microsoft Dynamics CRM Social Care フレームワークを使用したサンプル アプリケーション を参照してください。

このセクションの内容

SocialActivity エンティティのメッセージとメソッド

ソーシャル プロファイル (SocialProfile) エンティティのメッセージおよびメソッド

関連セクション

Microsoft Dynamics 365 でのビジネス データのモデル化

Microsoft Dynamics CRM Social Care フレームワークを使用したサンプル アプリケーション

Microsoft Dynamics 365

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