学習パスのオン/オフスイッチ (ガイド付きヘルプ)
対象: Dynamics 365 (online)、Dynamics CRM Online
学習パス (ガイド付きヘルプ) は既定でオンですが、簡単にオフにできます。
個別のユーザーに対して学習パスをオンまたはオフにする
この設定は、この変更を加えるユーザーに対してのみ影響します。
学習パスをオフにするには、ナビゲーション バーで、[オプション] アイコン > [学習パスからのオプトアウト]の順にクリックします。
学習パスをオンにするには、ナビゲーション バーで、[オプション] アイコン > [学習パスへのオプトイン]の順にクリックします。
組織全体に対して学習パスをオンまたはオフにする
この設定は、学習パスに対する組織全体のアクセス権を変更します。
システム管理者またはシステム カスタマイザーのセキュリティ ロール、または同等のアクセス許可があることを確認してください。
セキュリティ ロールの確認
ユーザー プロファイルの表示の手順を実行します。
適切なアクセス許可を持っていない場合は、 システム管理者に問い合わせてください。
[設定] > [管理] に移動します。。
[管理] ページで、[システム設定] をクリックします。
[全般]タブで、[カスタム ヘルプの URL を設定] セクションまでスクロール ダウンします。[学習パスを有効にする] の隣で、[はい] または [いいえ] を選択します。
プライバシーに関する声明
静的 HTML であるラーニング パス機能を有効にすると、イメージやスクリプトを Azure コンテンツ配信ネットワーク (CDN) に保存できます。 また、表示されたすべての動的コンテンツは Azure Redis Cache に保存され、Azure SQL データベースからの事前キャッシュに使用されます。
管理者は、Microsoft Dynamics 365 組織の [ガイド付きヘルプを有効にする] の設定を使用して、Dynamics 365 (オンライン) インスタンス内でのラーニング パス機能の使用を有効または無効にできます。
ラーニング パス機能に関連する Azure コンポーネントとサービスについては、次のセクションで説明します。
注意
追加の Azure サービスについては、Microsoft Azure のトラスト センターを参照してください。
ラーニング パスのランタイム (Web ロール)
これは、ユーザーにコンテンツを提供する アプリケーションです。
ラーニング パス サービス (ワーカー ロール)
ワーカー ロールは、Azure SQL データベースからのデータを処理し、Azure Redis Cache にキャッシュします。
ラーニング パスは SQL データベースを使用して以下を保存します。
コンテンツ
コンテンツのメタデータ
システム メタデータ
HTML、イメージ、JavaScript、および CSS は、すべて Azure BLOB ストレージに保存されます。
Azure Content Delivery Network (CDN)
ラーニング パスは Azure Content Delivery Network を使って HTML、イメージ、JavaScript、CSS などの静的コンテンツを調査ランタイムに送ります。
ラーニング パスは Azure Active Directory サービスを使用してデザイナー専用の Web サービスを認証します。 現在、デザイナーは顧客およびパートナーには公開されていません。 そのため、認証は Microsoft ドメイン内でのみ行われます。
ラーニング パスは Azure Redis Cache を使用して、ユーザーに提供する動的コンテンツをキャッシュします。
ラーニング パスは Traffic Manager を使用して Azure または外部のサービス拠点とサービスを監視し、エラーが発生した場合にユーザーを自動的に新しい場所に誘導することにより、重要なアプリケーションの可用性を高めます。
ラーニング パスは Azure リソース マネージャーを使用して CDN、Redis Cache、SQL データベース、クラウド サービスをリソース グループとして展開し、整合した状態を保って、繰り返し展開できるようにします。
関連項目
顧客用の独自のガイド付きヘルプ (ラーニングパス) を作成
ビデオ: 顧客およびパートナー向けの学習パスのアプリ内ヘルプ デザイナー