重複する顧客レコードのマージ
適用: Microsoft Dynamics AX 2012 R3
このトピックでは、Microsoft Dynamics Ax の重複した顧客レコードの問題を解決する方法について説明します。様々な理由で、データベースに重複レコードが含まれる場合があります。たとえば、レコードが誤って 2 回入力される、名前を変更した既存の顧客のために新しいレコードが作成される、または 2 人の顧客の取引が結合される場合があります。次のいずれかの方法で、情報を結合して重複レコードを削除できます。
顧客リストをファイルにエクスポートし、重複の一覧を確認し、次に、重複がない新しい顧客リストを生成します。その後、更新されたファイルを Microsoft Dynamics Ax にインポートし、必要に応じてレコードを結合します。
注意
このリストは、Microsoft Dynamics Ax のクライアント外で更新されるため、業務の必要に応じて、リストを確認および更新するためにサード パーティ サービスに送信できます。
[結合] フォームを使用して、手動で顧客レコードを結合します。
重複する顧客レコードを特定し結合するための、サポート ファイルをインポートする
重複する顧客を識別するファイルをインポートおよびプロセス処理するには、この手順を使用します。
コール センター >定期処理 >顧客 >マージされた顧客のアップロード をクリックします。
[ファイル名] フィールドの横のファイル フォルダー アイコンをクリックし、インポートするファイルを選択します。
[アクション ウィンドウ] で [インポート] をクリックします。ファイル内のデータがインポートされ、有効な顧客アカウントおよび対応する重複アカウントのリストが [概要] タブに表示されます。各アカウントの詳細は、[一般] タブで表示できます。
レコードをマージするには、[概要] タブで次のいずれかの操作を実行します。
1 件の顧客の重複レコードをマージするには、顧客レコードを選択し、[アクション ウィンドウ] で [1 人をマージ] をクリックします。
すべての顧客の重複レコードをマージするには、どのレコードも選択されていないことを確認し、[アクション ウィンドウ] で [すべてマージ] をクリックします。
次に、どのレコードがマージされたか確認します。コール センター >共通 >すべての顧客 をクリックします。
[すべての顧客] 一覧の [マージされています] 列は、どの顧客レコードがマージされたかを示します。
マージされた顧客レコードをダブルクリックします。
[顧客] フォームの上部のメッセージは、現在の顧客レコードが別の顧客レコードとマージされたことを示します。
重複する顧客レコードの手動マージ
重複する顧客レコードを検索してマージするには、この手順を使用します。
コール センター >仕訳帳 >顧客サービス をクリックします。
[顧客サービス] フォームのフィルターで、検索するフィルターのタイプを入力し、適切なテキストを入力し、[検索] をクリックします。たとえば、[キーワード] を選択し、[Contoso] と入力します。
[顧客検索] フォームが開き、フィルター処理した情報を含む顧客レコードをすべて一覧表示します。
マージする顧客レコードを選択し、[結合] をクリックします。
注意
(BRA) 異なる CNPJ/CPF ID を使用して顧客レコードをマージすることはできません。
システム管理者向け技術情報
このタスクを完了するために使用するページに対するアクセス権限がない場合は、システム管理者に連絡し、次の表に示される情報を提供します。
カテゴリ |
前提条件 |
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コンフィギュレーション キー |
Retail コンフィギュレーション キー コール センターのコンフィギュレーション キー |
セキュリティ ロール |
販売マネージャー |