レコードの管理
適用: Microsoft Dynamics AX 2012 R3, Microsoft Dynamics AX 2012 R2, Microsoft Dynamics AX 2012 Feature Pack, Microsoft Dynamics AX 2012
フォームのレコードの作成方法や削除方法はいくつかあります。
レコードの作成
新しいレコードを作成するフォームを開き、次のいずれかの操作を実行します。
[ファイル]、[新規] の順にクリックします。
Ctrl + N キーを押します。
フォーム上部の [新規] ボタンをクリックします。
レコードの削除
[コマンド]、[レコードの削除] の順にクリックします。
Alt + F9 キーを押します。
フォーム上部の [レコードの削除] ボタンをクリックします。
有効期限情報があるレコード
さまざまな取引シナリオでは、有効期間にわたってオブジェクトの履歴の追跡が必要です。たとえば、銀行は、特定の期間有効なレートの預金証明書を、大学での学生の記録、法人での従業員データ、およびそのほかの複雑な業務情報に提供します。Microsoft Dynamics Axの以前のバージョンでは、実装する日付の有効性のさまざまなフォームが、人事管理モジュール、調達モジュール、および全財務モジュールなどの特定のアプリケーション モジュール内に実装されていました。Microsoft Dynamics AX 2012 では、カーネルで日付の有効性を提供することで、日付の有効性のシナリオのために、簡易で、一貫した、スケーラブルなアプリケーション コードの動作を提供します。
レコードに関連付けられた情報が有効期限内にあるとき、レコード内の情報を変更することが可能であり、レコードの変更が有効な日付を指定できます。たとえば、職位レコードを考えてみましょう。現在、アントニオは、ある職位の作業者として割り当てられますが、アントニオは 2 週間以内に退職することがわかっています。アントニオが法人を退職すると、ローリが彼の職位を引き継ぎます。あなたは今この情報を知っているため、その職位の作業者の割り当てを更新してこのレコードがいずれ変更されることを示すことできます。