内部で使用される会社間発注書の作成および請求
適用: Microsoft Dynamics AX 2012 R3, Microsoft Dynamics AX 2012 R2, Microsoft Dynamics AX 2012 Feature Pack, Microsoft Dynamics AX 2012
会社間仕入先の会社間発注書を作成できます。これにより、会社間仕入先で自動的に会社間販売注文書が作成されます。
会社間発注書と対応する会社間販売注文書の作成
図に示すように、法人 AAA のこれらの手順を実行します。
買掛金管理 >共通 >発注書 >すべての発注書 をクリックします。
または
調達 >共通 >発注書 >すべての発注書 をクリックします。
[すべての発注書] リスト ページで、会社間仕入先の発注書を作成します。フィールドの値が仕入先から発注書にコピーされます。
会社間仕入先と作業するため、会社間販売注文書が仕入先に相当する法人で作成されます。会社間販売注文書の番号は、会社間発注書の番号と同じで、法人の ID を含めることができます。使用される番号構造は "会社間" フォームの [販売注文番号付け] フィールドによって決まります。たとえば、法人 AAA の販売注文番号 00029_064 を作成すると、法人 BBB の販売注文番号は AAA00029_64 になります。
情報ログメッセージにより、会社間発注書と会社間販売注文が作成されたことが通知されます。メッセージには、会社間販売注文書番号が参考として含まれます。
発注書に明細行品目を追加します。対応する明細行品目が会社間販売注文書に自動的に追加されます。品目が片方の法人にない場合は、メッセージが表示され、発注書に品目を追加することはできません。この問題を解決するには、片方の法人に切り替え、その法人に製品をリリースします。品目が、その法人の販売注文に追加できるようになります。その後、発注書の法人に戻り、明細行品目を追加します。
発注書の情報の入力が完了したら、確認します。
会社間梱包明細と顧客請求書の処理
図に示すように、法人 BBB のこれらの手順を実行します。
売掛金管理 >共通 >販売注文 >すべての販売注文 をクリックします。
または
販売とマーケティング >共通 >販売注文 >すべての販売注文 をクリックします。
[すべての販売注文] リスト ページで、会社間販売注文書を選択します。
[アクション ペイン] で、[ピッキングと梱包] タブをクリックしてから、[梱包明細] をクリックします。
[転記] チェック ボックスをオンにします。
[OK] をクリックします。梱包明細が法人 BBB に転記されます。
[すべての販売注文] リスト ページで、会社間販売注文書を選択します。
[アクション ペイン] で、[請求書] タブをクリックしてから、[請求書] をクリックします。
[転記] チェック ボックスをオンにします。
[OK] をクリックします。
会社間販売注文書の顧客請求書が法人 BBB に転記されます。
会社間製品受領書、仕入先請求書の処理
図に示すように、法人 AAA のこれらの手順を実行します。
買掛金管理 >共通 >発注書 >すべての発注書 をクリックします。
または
調達 >共通 >発注書 >すべての発注書 をクリックします。
[すべての発注書] リスト ページで、会社間発注書を選択します。
[アクション ペイン] で、[入庫] をクリックし、[製品受領書] をクリックします。製品受領書が作成されます。製品受領書番号は、会社間梱包明細番号と同じです。
[転記] チェック ボックスをオンにします。
[OK] をクリックします。
[すべての発注書] リスト ページで、会社間発注書を選択します。
[アクション ペイン] で、[請求書] をクリックし、[請求書] をクリックします。仕入先請求書が作成されます。仕入先請求書番号は、会社間顧客請求書番号と同じです。
仕入先請求書の入力を終了し、転記します。