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経費配分シートの作成

適用: Microsoft Dynamics AX 2012 R3, Microsoft Dynamics AX 2012 R2, Microsoft Dynamics AX 2012 Feature Pack, Microsoft Dynamics AX 2012

EDS レポートを実行する前に、経費配分シート (EDS) を作成する必要があります。EDS では、レポートに表示されるレポート明細行およびレポート列を設定する必要があります。

EDS のタイプ

EDS には、分析コード明細書および原価明細書の 2 つのタイプがあります。

  • 分析コード明細書を使用 – この EDS を使用して、さまざまな分析コードの結果をレポートおよび比較します。各列は 1 つの分析コードに対応します。

  • 原価明細書 – この EDS を使用して、1 つ以上の分析コードまたは区分に対してレポートを作成します。ただし、各分析コードまたは区分の結果は個別のページに表示され、列では各分析コードまたは区分の実績原価と予算原価が比較されます。

EDS の設定

新しい EDS を作成するには、次の操作を行います。

  1. 行構造を設定します。行構造は、レポート明細行の基礎となります。

  2. 計算タイプを設定します。計算タイプによって、レポートの対象と見なされる原価残高が決まります。次の計算タイプの中から 1 つを選択します。

    • 期間の計算

    • 特別計算

    • 計算の計画

  3. レポート タイプを設定します。レポート タイプによって、EDS レポートのタイプが、分析コード明細書と原価明細書のどちらかに決まります。

  4. 階層を設定します。階層に対して原価明細書を使用する場合は、階層を選択する必要があります。

Aa550756.collapse_all(ja-jp,AX.60).gifレポート明細行

明細行の移動機能を使用して、レポートに表示する明細行を手動で、または自動的に定義できます。

レポート明細行は、選択した行構造の費用明細行と同一です。

明細行が自動的に入力される場合は、レポート内の明細行の位置を削除または変更することによって、明細行を変更できます。レポート内の明細行の位置は、[上へ] ボタンおよび [下へ] ボタンを使用して変更します。

Aa550756.collapse_all(ja-jp,AX.60).gifレポート列

レポートに表示する列を定義できます。

参照

原価計算レポート (フォーム)

経費配分シート

レポートの実行