プロジェクトの発注書の作成について

適用: Microsoft Dynamics AX 2012 R3, Microsoft Dynamics AX 2012 R2, Microsoft Dynamics AX 2012 Feature Pack, Microsoft Dynamics AX 2012

プロジェクト管理で発注書と会計を作成するには、3 種類の方法のうち 1 つを使用できます。

発注書を作成する方法

発注書の目的は、発注書が消費される時点、つまり品目がプロジェクトで請求される時点を決定することです。

メソッド	目的	品目の消費
直接発注書を作成する	プロジェクトでの消費用に外部仕入先から品目を購買するには、この方法を使用します。発注書を次の方法で作成できます。プロジェクト自体から作成します。この場合、発注書を作成した時点で、プロジェクトが自動的に割り当てられます。プロジェクト発注書に移動することで作成します。(プロジェクト管理および会計 >共通 >品目作業 >プロジェクト発注書をクリックします。) 発注書の作成対象となる仕入先とプロジェクトを両方とも選択する必要があります。	品目は、仕入先請求書が更新された時点で消費されます。
販売注文からの発注書の作成	プロジェクトから販売注文を作成する際に品目を購買する場合は、この方法を使用します。	品目は、販売注文が顧客に請求された時点で消費されます。
品目要求から発注書を作成する	プロジェクトから在庫品目要求を作成する際に品目を購買する場合は、この方法を使用します。	品目は、在庫品目要求梱包明細が更新された時点で消費されます。

直接発注書を作成する

プロジェクトでの消費用に外部仕入先から品目を購買するには、この方法を使用します。発注書を次の方法で作成できます。

プロジェクト自体から作成します。この場合、発注書を作成した時点で、プロジェクトが自動的に割り当てられます。
プロジェクト発注書に移動することで作成します。(プロジェクト管理および会計 >共通 >品目作業 >プロジェクト発注書 をクリックします。) 発注書の作成対象となる仕入先とプロジェクトを両方とも選択する必要があります。

品目は、仕入先請求書が更新された時点で消費されます。

販売注文からの発注書の作成

プロジェクトから販売注文を作成する際に品目を購買する場合は、この方法を使用します。

品目は、販売注文が顧客に請求された時点で消費されます。

品目要求から発注書を作成する

プロジェクトから在庫品目要求を作成する際に品目を購買する場合は、この方法を使用します。

品目は、在庫品目要求梱包明細が更新された時点で消費されます。

注意

仕入先請求書または梱包明細を更新するときに、在庫品目要求の梱包明細を更新するように求めるメッセージが表示されます。

品目の購買注文明細行に関連付けられる明細行プロパティによって、購買品目を顧客に請求するかどうかが決まります。請求には次の 2 つのオプションがあります。

顧客に請求しないようにするため、課金対象外の明細行プロパティを発注書明細行に関連付けた場合は、発注書に対する請求が行われ、その後のアクションは必要ありません。
顧客に請求するようにするため、課金対象の明細行プロパティを発注書明細行に関連付けた場合は、仕入先請求書を更新し、プロジェクト管理および会計 モジュールの請求システムを使用して顧客に請求する必要があります。