customErrors の error 要素 (ASP.NET 設定スキーマ)
指定された HTTP ステータス コードのカスタム エラー ページを指定します。
<error statusCode="statuscode"
redirect="url"/>
属性および要素
以降のセクションでは、属性、子要素、および親要素について説明します。
属性
属性 |
説明 |
---|---|
statusCode |
必須の属性です。 エラー ページへのリダイレクトを指示する HTTP ステータス コードを指定します。 |
redirect |
必須の属性です。 エラー コードに割り当てられているカスタム ページの URL です。 |
子要素
なし。
親要素
要素 |
説明 |
---|---|
configuration |
共通言語ランタイムおよび .NET Framework アプリケーションで使用されるすべての構成ファイルで必要なルート要素を指定します。 |
system.web |
ASP.NET 構成セクションのルート要素を指定します。 |
customErrors |
ASP.NET アプリケーションのカスタム エラー メッセージについての情報が用意されています。 アプリケーション ファイル階層の任意のレベルで定義できます。 |
使用例
ASP.NET アプリケーションで使用するエラー処理ページを指定する構成を次のコード例に示します。
カスタム エラーは、ASP.NET によって処理された要素に対してだけ発行されます。 たとえば、存在しない .htm ページを参照すると、Microsoft Internet Information Services (IIS) によって標準の 404 エラーが発行されます。 これに対して、存在しない .aspx ページを参照すると、カスタムの 404 エラーが構成してある場合には、ASP.NET によってこのエラーが発行されます。
<configuration>
<system.web>
<customErrors defaultRedirect="GenericError.htm"
mode="RemoteOnly">
<error statusCode="500"
redirect="InternalError.htm"/>
</customErrors>
</system.web>
</configuration>
要素情報
構成セクション ハンドラー |
|
構成メンバー |
|
構成できる場所 |
Machine.config ルート レベルの Web.config アプリケーション レベルの Web.config 仮想ディレクトリ レベルまたは物理ディレクトリ レベルの Web.config |
要件 |
Microsoft Internet Information Services (IIS) バージョン 5.0、5.1、または 6.0 .NET Framework Version 1.0、1.1、または 2.0 Microsoft Visual Studio 2003 または Visual Studio 2005 |
参照
処理手順
参照
customErrors 要素 (ASP.NET 設定スキーマ)
system.web 要素 (ASP.NET 設定スキーマ)
概念
ASP.NET Web サーバー コントロールとブラウザーの機能