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方法 : Caspol.exe を使用してポリシーの変更を元に戻す

ポリシーの変更によって望ましくない副作用が発生した場合や、誤ったセキュリティ ポリシー レベルが適用された場合 (たとえば、ユーザー ポリシー レベルの代わりにコンピューター ポリシー レベルが適用された場合) は、コード アクセス セキュリティ ポリシー ツール (Caspol.exe) を使用して、コンピューター ポリシー、ユーザー ポリシー、またはエンタープライズ ポリシーを変更の直前の状態に復元できます。

ポリシーの変更を元に戻すには

  • コマンド プロンプトに次のコマンドを入力します。

    caspol [-enterprise|-machine|-user|-all] –recover

    ポリシー レベル オプションは –recover オプションの前に指定します。 ポリシー レベル オプションを省略すると、Caspol.exe は、既定のポリシー レベルに対するポリシーの変更を元に戻します。 コンピューター管理者に対する既定のレベルはコンピューター ポリシー レベルです。その他のユーザーに対する既定のレベルはユーザー ポリシー レベルです。

    ユーザー ポリシーに対する直前の変更を元に戻すコマンドを次に示します。

    caspol –user -recover
    
    メモメモ

    直前の変更を元に戻すには、–recover オプションが必要です。Caspol.exe は、前回より前に実行された変更をキャッシュしていません。–recover オプションを 2 回呼び出すと、ポリシーの復元が元に戻されます。

参照

参照

Caspol.exe (コード アクセス セキュリティ ポリシー ツール)

概念

セキュリティ ポリシー モデル

その他の技術情報

コード アクセス セキュリティ ポリシー ツール (Caspol.exe) によるセキュリティ ポリシーの構成

Caspol.exe によるセキュリティ ポリシーの問題の解決