方法 : データ バインディングで XML 名前空間を使用する
使用例
この例は、XML バインディング ソースで指定された名前空間を処理する方法を示します。
XML データに次の XML 名前空間定義があるとします。
<rss version="2.0" xmlns:dc="http://purl.org/dc/elements/1.1/">
この場合は、次の例のように、XmlNamespaceMapping 要素を使用して名前空間を Prefix にマッピングします。 これで、Prefix を使用して XML 名前空間を参照できます。 この例の ListBox では、各 item の title および dc:date が表示されます。
<StackPanel.Resources>
<XmlNamespaceMappingCollection x:Key="mapping">
<XmlNamespaceMapping Uri="http://purl.org/dc/elements/1.1/" Prefix="dc" />
</XmlNamespaceMappingCollection>
<XmlDataProvider Source="https://msdn.microsoft.com/subscriptions/rss.xml"
XmlNamespaceManager="{StaticResource mapping}"
XPath="rss/channel/item" x:Key="provider"/>
<DataTemplate x:Key="dataTemplate">
<Border BorderThickness="1" BorderBrush="Gray">
<Grid Width="600" Height="50">
<Grid.RowDefinitions>
<RowDefinition Height="25"/>
<RowDefinition Height="25"/>
</Grid.RowDefinitions>
<TextBlock Grid.Row="0" Text="{Binding XPath=title}" />
<TextBlock Grid.Row="1" Text="{Binding XPath=dc:date}" />
</Grid>
</Border>
</DataTemplate>
</StackPanel.Resources>
<ListBox
Width="600"
Height="600"
Background="Honeydew"
ItemsSource="{Binding Source={StaticResource provider}}"
ItemTemplate="{StaticResource dataTemplate}"/>
指定した Prefix は、XML ソースで使用されているものと一致する必要はありません。XML ソースでプレフィックスが変更されても、マッピングは機能します。
この例では、XML データのソースが Web サービスになっていますが、XmlNamespaceMapping 要素は、埋め込まれたファイルのインライン XML または XML データでも機能します。
参照
処理手順
方法 : XMLDataProvider と XPath クエリを使用して XML データにバインドする