CeeSectionRelocType 列挙型
ICeeGen::AddSectionReloc への呼び出しで生成される reloc 命令の種類に影響する値を提供します。
typedef enum {
srRelocAbsolute,
srRelocHighLow = 3,
srRelocHighAdj,
srRelocMapToken,
srRelocRelative,
srRelocFilePos,
srRelocCodeRelative,
srRelocIA64Imm64,
srRelocDir64,
srRelocIA64PcRel25,
srRelocIA64PcRel64,
srRelocAbsoluteTagged,
srRelocSentinel,
srNoBaseReloc = 0x4000,
srRelocPtr = 0x8000,
srRelocAbsolutePtr = srRelocPtr + srRelocAbsolute,
srRelocHighLowPtr = srRelocPtr + srRelocHighLow,
srRelocRelativePtr = srRelocPtr + srRelocRelative,
srRelocIA64Imm64Ptr = srRelocPtr + srRelocIA64Imm64,
srRelocDir64Ptr = srRelocPtr + srRelocDir64
} CeeSectionRelocType;
メンバー
メンバー |
説明 |
---|---|
srRelocAbsolute |
セクション相対の reloc だけを生成します。.reloc セクションには何も送りません。 |
srRelocHighLow |
ポインターのサイズ指定の位置の reloc を生成します。 これは、プラットフォームに応じて BASED_HIGHLOW または BASED_DIR64 に変換されます。 |
srRelocHighAdj |
32 ビットの数値の上位 16 ビットの reloc を生成します。下位 16 ビットは、.reloc テーブルの次のワードに含まれます。 |
srRelocMapToken |
トークン マップの再配置を生成します。.reloc セクションには何も送りません。 |
srRelocRelative |
値が相対アドレスのフィックスアップであることを示します。 |
srRelocFilePos |
セクション相対の reloc だけを生成します。.reloc セクションには何も送りません。 この reloc は、セクションの仮想アドレスではなく、セクションのファイルの位置を基準にしています。 |
srRelocCodeRelative |
コードの相対アドレスのフィックスアップを指定します。 |
srRelocIA64Imm64 |
ia64 の movl 命令で 64 ビット アドレスの reloc を生成します。 |
srRelocDir64 |
64 ビット アドレスの reloc を生成します。 |
srRelocIA64PcRel25 |
ia64 の br.call 命令で 25 ビット PC 相対アドレスの reloc を生成します。 |
srRelocIA64PcRel64 |
ia64 の brl.call 命令で 64 ビット PC 相対アドレスの reloc を生成します。 |
srRelocAbsoluteTagged |
タグ付きのポインター値に使用される 30 ビットのセクション相対の reloc を生成します。 |
srRelocSentinel |
この列挙への追加を内部の reloc 名前配列に確実に反映させるための sentinel 値。 |
srNoBaseReloc |
基本の reloc を出力しないことを指定します。 |
srRelocPtr |
フィックス前のメモリ内容がセクション オフセットではなく、ポインターであることを示す値。 |
必要条件
プラットフォーム : 「.NET Framework システム要件」を参照
ヘッダー : Cor.h
ライブラリ : MsCorEE.dll にリソースとして格納されていること
.NET Framework のバージョン : 4、3.5 SP1、3.5、3.0 SP1、3.0、2.0 SP1、2.0、1.1、1.0