次の方法で共有


Entity Data Model ツールの使用

ADO.NET Entity Data Model ツールを使用すると、Entity Framework アプリケーションをビルドできます。 Entity Data Model ツールを使用すると、既存のデータベースから概念モデルを作成し、それをグラフィックで視覚的に表現したり、編集したりできます。 また、グラフィカルな概念モデルを作成し、そのモデルをサポートするデータベースを生成することもできます。 いずれの場合も、基になるデータベースの変更時には、モデルを自動的に更新できるだけではなく、アプリケーションのオブジェクトレイヤー コードも自動生成できます。

Ee518968.note(ja-jp,VS.100).gif注 :
データベースの生成とオブジェクトレイヤー コードの生成はカスタマイズ可能です。詳細については、「How to: Customize Object-Layer Code Generation」および「How to: Customize Database Generation」を参照してください。

Entity Data Model ツールを使用すると、概念モデル、ストレージ モデル、およびマッピングの内容を含んだ .edmx ファイルを自動的に変更できます。 詳細については、「CSDL、SSDL、および MSL 仕様」を参照してください。

Entity Data Model ツールを使用した特定のシナリオやタスクの詳細については、「Scenarios」、「Tasks」、および「Implementing Advanced Features」を参照してください。

Entity Data Model ウィザード

Entity Data Model ウィザードは .edmx ファイルを生成します。 既存のデータベースから概念モデル、ストレージ モデル、およびマッピングを作成できます。 また、空の .edmx ファイルを作成し、Entity Data Model デザイナーを使用して概念モデルを作成することもできます。 データベース生成ウィザードを使用すると、概念モデルからストレージ モデル、マッピング、およびデータベース スクリプトを作成できます。

Entity Data Model デザイナー

ADO.NET Entity Data Model デザイナー (エンティティ デザイナー) を使用すると、ポイント アンド クリック操作で .edmx ファイルを変更することができます。 エンティティ デザイナーを使用すると、エンティティ、アソシエーション、マッピング、および継承リレーションシップを視覚的に作成および変更できます。 さらに .edmx ファイルも検証できます。

エンティティ デザイナーを Entity Data Model ウィザード、モデルの更新ウィザード、およびデータベース生成ウィザードと共に使用することで、.edmx ファイルを生成、編集、および更新できます。

モデルの更新ウィザード

基になるデータベースを変更した後、モデルの更新ウィザードを使用して、.edmx ファイルを更新します。

データベース生成ウィザード

データベース生成ウィザードは、既存の概念モデルからデータベースを作成するためのストレージ モデル、マッピング、およびデータ定義言語 (DDL) を生成します。 このウィザードでは、最初に概念モデリングを実行し、次にモデルをサポートするデータベースを作成します。

参照

リファレンス

EDM ジェネレーター (EdmGen.exe)

その他のリソース

モデリングとマッピング (Entity Framework)