文字列の埋め込み
次の String メソッドのいずれかを使用すると、元の文字列の先頭または末尾に指定した合計長になるまで文字が埋め込まれた新しい文字列が作成されます。 埋め込む文字には空白または指定の文字のいずれかが使用され、結果的にそれらの文字は右寄せまたは左寄せで表示されます。
メソッド名 |
用途 |
---|---|
指定された合計長になるまで文字列の先頭に文字を埋めます。 |
|
指定された合計長になるまで文字列の末尾に文字を埋めます。 |
PadLeft
String.PadLeft メソッドは、指定された合計長に達するように元の文字列に先頭の埋め込み文字を連結することで、新しい文字列を作成します。 String.PadLeft(Int32) メソッドでは空白が埋め込み文字として使用され、String.PadLeft(Int32, Char) メソッドでは独自の埋め込み文字を指定できます。
PadLeft メソッドを使用して全長が 20 文字の新しい文字列を作成する例を次に示します。 この例は、コンソールに --------Hello World! と出力します。
Dim MyString As String = "Hello World!"
Console.WriteLine(MyString.PadLeft(20, "-"))
string MyString = "Hello World!";
Console.WriteLine(MyString.PadLeft(20, '-'));
String^ MyString = "Hello World!";
Console::WriteLine(MyString->PadLeft(20, '-'));
PadRight
String.PadRight メソッドは、指定された合計長に達するように元の文字列に末尾の埋め込み文字を連結することで、新しい文字列を作成します。 String.PadRight(Int32) メソッドでは空白が埋め込み文字として使用され、String.PadRight(Int32, Char) メソッドでは独自の埋め込み文字を指定できます。
PadRight メソッドを使用して全長が 20 文字の新しい文字列を作成する例を次に示します。 この例は、コンソールに Hello World!-------- と出力します。
Dim MyString As String = "Hello World!"
Console.WriteLine(MyString.PadRight(20, "-"))
string MyString = "Hello World!";
Console.WriteLine(MyString.PadRight(20, '-'));
String^ MyString = "Hello World!";
Console::WriteLine(MyString->PadRight(20, '-'));