方法 : アクセス キーおよびテキスト折り返し機能を持つコントロールを作成する
更新 : 2007 年 11 月
この例では、アクセス キーを持ち、テキストの折り返しをサポートするコントロールを作成する方法を示します。これらの概念を示すために、例では Label コントロールを使用します。
使用例
ラベルにテキストの折り返し機能を追加する
Label コントロールは、テキストの折り返しをサポートしません。複数行にわたって折り返すラベルが必要な場合は、テキストの折り返しをサポートする別の要素を入れ子にして、その要素をラベルの内部に配置します。複数のテキスト行にわたって折り返すラベルを TextBlock を使用して作成する方法を次の例に示します。
<Label Width="200" HorizontalAlignment="Left">
<TextBlock TextWrapping="WrapWithOverflow">
A long piece of text that requires text wrapping
goes here.
</TextBlock>
</Label>
アクセス キーとテキストの折り返しをラベルに追加する
アクセス キー (ニーモニック) を持つ Label が必要な場合は、Label の内部の AccessText を使用します。
Label、Button、RadioButton、CheckBox、MenuItem、TabItem、Expander、GroupBox などのコントロールには、既定のコントロール テンプレートがあります。これらのテンプレートには、ContentPresenter が含まれます。ContentPresenter で設定できるプロパティの 1 つに RecognizesAccessKey="true" があり、これを使用するとコントロールのアクセス キーを指定できます。
アクセス キーを持ち、テキストの折り返しをサポートする Label を作成する方法を次の例に示します。この例では、テキストの折り返しを有効にするために TextWrapping プロパティを設定し、下線文字を使用してアクセス キーを示しています。下線文字のすぐ後にある文字がアクセス キーです。
<TextBox Name="textBox1" Width="50" Height="20"/>
<Label Width="200" HorizontalAlignment="Left"
Target="{Binding ElementName=textBox1}">
<AccessText TextWrapping="WrapWithOverflow">
_Another long piece of text that requires text wrapping
goes here.
</AccessText>
</Label>
サンプル全体については、「Label のサンプル」を参照してください。