方法 : コード内でサービス バインディングを指定する
この例では、電卓サービスに ICalculator コントラクトを定義し、そのサービスを CalculatorService クラスに実装し、コード内でサービス エンドポイントを定義します。このエンドポイントでは、サービスが BasicHttpBinding クラスを使用するように指定します。
通常、ベスト プラクティスは、コードで命令として記述するよりも、構成でバインディングを指定して情報を明示的にアドレス指定することです。設置済みサービスのバインディングおよびアドレスは一般的に、サービスの開発中に使用されるものとは異なるので、コード内でエンドポイントを定義することは通常、実用的ではありません。一般的に、バインディング情報とアドレス情報をコードに含めないことで、変更時にアプリケーションの再コンパイルや再展開を行う必要がなくなります。
コードの代わりに構成要素を使用してこのサービスを構成する方法については、「方法 : 構成でサービス バインディングを指定する」を参照してください。
サービスで BasicHttpBinding が使用されるようにコードで指定するには
サービスの種類にサービス コントラクトを定義します。
サービス クラスにサービス コントラクトを実装します。
ホスト アプリケーションで、サービスのベース アドレスとサービスで使用するバインディングを作成します。
サービスのホストを作成し、エンドポイントを追加して、ホストを開きます。
バインディング プロパティの既定値を変更するには
- BasicHttpBinding クラスの既定のプロパティ値を変更するには、ホストを作成する前に、バインディングのプロパティ値を新しい値に設定します。たとえば、開くおよび閉じる操作の既定のタイムアウト値を 1 分から 2 分に変更するには、次のようにします。