InkOverlay.SupportHighContrastInk プロパティ
システムがハイ コントラスト モードの場合に、インクを 1 色のみでレンダリングするかどうかを指定する値を取得または設定します。
名前空間 : Microsoft.Ink
アセンブリ : Microsoft.Ink (Microsoft.Ink.dll 内)
構文
'宣言
<BrowsableAttribute(True)> _
Public Property SupportHighContrastInk As Boolean
'使用
Dim instance As InkOverlay
Dim value As Boolean
value = instance.SupportHighContrastInk
instance.SupportHighContrastInk = value
[BrowsableAttribute(true)]
public bool SupportHighContrastInk { get; set; }
[BrowsableAttribute(true)]
public:
property bool SupportHighContrastInk {
bool get ();
void set (bool value);
}
/** @property */
/** @attribute BrowsableAttribute(true) */
public boolean get_SupportHighContrastInk()
/** @property */
/** @attribute BrowsableAttribute(true) */
public void set_SupportHighContrastInk(boolean value)
public function get SupportHighContrastInk () : boolean
public function set SupportHighContrastInk (value : boolean)
プロパティ値
型 : System.Boolean
システムがハイ コントラスト モードの場合に、インクを 1 色のみでレンダリングするかどうかを示します。
値 |
説明 |
---|---|
true |
既定。収集されたすべてのインクは、Color = System.Drawing.SystemColors.WindowText としてレンダリングされます。 |
false |
インクは最初に収集された色でレンダリングされます。 |
解説
このプロパティはシステムがハイ コントラスト モードに変更された場合のインクのレンダリング方法を変更します。
リアルタイム インク アプリケーションは、システムがハイ コントラスト モードで SupportHighContrastInk プロパティが true の場合に、SystemColors.WindowText プロパティを使用します。ただしストロークの固有の色はこの場合でも変更されません。たとえば、InkOverlay オブジェクトの DefaultDrawingAttributes プロパティの Color プロパティが、Color.Blue に設定されている場合、WindowText プロパティは Color.White に設定され、システムはハイ コントラスト モードになります。新しく描画されたストロークは白色で表示されますが、実際のストロークの色を確認すると、Blue のままです。この動作の詳細については、DrawingAttributes.Color プロパティを参照してください。
例
この例では、InkOverlay オブジェクト mInkOverlay の SupportHighContrastInk プロパティを false に設定し、インクが常に収集された色で描画されるようにします。
mInkOverlay.SupportHighContrastInk = False
mInkOverlay.SupportHighContrastInk = false;
プラットフォーム
Windows Vista
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バージョン情報
.NET Framework
サポート対象 : 3.0