InkCollectorMouseUpEventHandler デリゲート

[アーティクル]
10/28/2008

InkCollector オブジェクトの MouseUp イベントを処理するメソッドを表します。

名前空間 : Microsoft.Ink
アセンブリ : Microsoft.Ink (Microsoft.Ink.dll 内)

構文

'宣言
Public Delegate Sub InkCollectorMouseUpEventHandler ( _
    sender As Object, _
    e As CancelMouseEventArgs _
)
'使用
Dim instance As New InkCollectorMouseUpEventHandler(AddressOf HandlerMethod)

public delegate void InkCollectorMouseUpEventHandler(
    Object sender,
    CancelMouseEventArgs e
)

public delegate void InkCollectorMouseUpEventHandler(
    Object^ sender, 
    CancelMouseEventArgs^ e
)

/** @delegate */
public delegate void InkCollectorMouseUpEventHandler(
    Object sender,
    CancelMouseEventArgs e
)

JScript では、デリゲートは使用できません。

パラメータ

sender
型 : System.Object
このイベントのソース InkCollector オブジェクト。

e
型 : Microsoft.Ink.CancelMouseEventArgs
イベントデータを格納している CancelMouseEventArgs オブジェクト。

解説

InkCollectorMouseUpEventHandler デリゲートを作成する場合は、イベントを処理するメソッドを指定します。イベントをイベントハンドラに関連付けるには、デリゲートのインスタンスをイベントに追加します。デリゲートを削除しない限り、そのイベントが発生すると常にイベントハンドラが呼び出されます。パフォーマンス上の理由から、マネージコードでは既定のイベント対象は無効ですが、イベントハンドラを追加すると自動的に有効になります。

リアルタイムのインクパフォーマンスを向上するために、インク処理中にマウスカーソルを非表示にします。そのためには、MouseDown イベントハンドラのマウスカーソルを非表示にし、MouseUp イベントハンドラのマウスカーソルを表示します。

メモ :
一部のコントロールは、MouseDown、MouseMove、および MouseUp イベント間の特定のリレーションシップに依存しています。これらのイベントをキャンセルした場合、予期せぬ結果が生じる可能性があります。