Cursor クラス
タブレット ポインティング デバイスとタブレット選択デバイスに関する一般情報を表します。
名前空間 : Microsoft.Ink
アセンブリ : Microsoft.Ink (Microsoft.Ink.dll 内)
構文
'宣言
<PermissionSetAttribute(SecurityAction.InheritanceDemand, Name := "FullTrust")> _
Public Class Cursor
'使用
Dim instance As Cursor
[PermissionSetAttribute(SecurityAction.InheritanceDemand, Name = "FullTrust")]
public class Cursor
[PermissionSetAttribute(SecurityAction::InheritanceDemand, Name = L"FullTrust")]
public ref class Cursor
/** @attribute PermissionSetAttribute(SecurityAction.InheritanceDemand, Name = "FullTrust") */
public class Cursor
public class Cursor
解説
Cursor オブジェクトは、スタイラスやマウスなどのポインティング デバイスや選択デバイスを表します。物理ペンは、通常の先端部や消しゴムの先端部などの複数のペン先を持つことができます。各ペン先は、異なる Cursor オブジェクトを表しています。Tablet PC は複数のペン先を持つことができます。各カーソルは、システムで一意の関連付けられたカーソル識別子を持ちます。Tablet PC でペンを使用する方法の詳細については、「Pen Input, Ink, and Recognition」、「Text Input Using the Pen」、および「Command Input on the Tablet PC」を参照してください。
ペンの色を赤と青のいずれにするかなどの特定の描画属性を既知のカーソルに割り当てることができます。カーソルは 0 個以上の CursorButton オブジェクトのコレクションも含みます。
カーソルは、InkCollector オブジェクト、InkOverlay オブジェクト、または InkPicture コントロールのスコープ内にのみ存在します。これらのオブジェクトのいずれかが新しいカーソルを検出すると、そのオブジェクトは、InkCollectorCursorInRangeEventArgs オブジェクトの NewCursor プロパティを true に設定して InkCollector.CursorInRange、InkOverlay.CursorInRange、または InkPicture.CursorInRange イベントを発生します。これにより、カーソルが最初に検出されたときにアプリケーションで描画属性などのプロパティを設定できます。InkCollector.Cursors、InkOverlay.Cursors、および InkPicture.Cursors プロパティは、オブジェクトまたはコントロールが検出したカーソルのコレクションを含みます。
Cursor は、明示的に構築できません。代わりに、イベント引数か Microsoft.Ink.InkCollector オブジェクト、Microsoft.Ink.InkOverlay オブジェクト、または Microsoft.Ink.InkPicture コントロールの Cursors プロパティから Cursor を取得します。
継承階層
System.Object
Microsoft.Ink.Cursor
スレッド セーフ
この型のすべてのパブリック static (Visual Basic では Shared) メンバは、スレッド セーフです。インスタンス メンバの場合は、スレッド セーフであるとは限りません。
プラットフォーム
Windows Vista
.NET Framework および .NET Compact Framework では、各プラットフォームのすべてのバージョンはサポートしていません。サポートされているバージョンについては、「.NET Framework システム要件」を参照してください。
バージョン情報
.NET Framework
サポート対象 : 3.0