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XML Web サービスでの @ Assembly ディレクティブ

更新 : 2007 年 11 月

コンパイル時にアセンブリを XML Web サービスにリンクし、アセンブリのすべてのクラスとインターフェイスを XML Web サービスが利用できるようにします。

<%@ Assembly Name="assemblyname" %>
<%@ Assembly Src="pathname" %>

属性

  • Name
    XML Web サービスにリンクするアセンブリの名前。

    a7c375wt.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

    アセンブリ名には、ファイル名拡張子は含めません。

  • Src
    動的にコンパイルされ、リンク先となるソース ファイルへのパス。

    a7c375wt.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

    Name 属性と Src 属性は、同じ @ Assembly ディレクティブに含めることはできません。両方とも使用する場合は、ページに複数のディレクティブを組み込む必要があります。

解説

コンパイラは、事前バインディングを可能にするために、コンパイル時にアセンブリを参照します。XML Web サービスのコンパイルが完了すると、アセンブリは変更時にアプリケーション ドメインに動的に読み込まれ、遅延バインディングが可能になります。

Web アプリケーションの \bin ディレクトリにあるアセンブリは、そのアプリケーション内の XML Web サービスに自動的にリンクされます。このようなアセンブリには @ Assembly ディレクティブは必要ありません。

a7c375wt.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

@ Assembly ディレクティブでのアセンブリまたはソース ファイルへのパスは、XML Web サービスをホストする Web アプリケーションへの相対パスであることが必要です。

使用例

@ Assembly ディレクティブを使用するコードの 2 つの例を次に示します。最初のディレクティブは、ユーザー定義アセンブリ MyAssembly にリンクします。2 番目のディレクティブは、XML Web サービスをホストする Web アプリケーションのディレクトリの下の src フォルダにある Visual Basic のソース ファイル MySource.vb にリンクします。

<%@ Assembly Name="MyAssembly" %>
<%@ Assembly Src="src/MySource.vb" %>

参照

その他の技術情報

XML Web サービス ディレクティブ

ASP.NET を使用した XML Web サービス