<entryPoint> 要素 (ClickOnce アプリケーション)
更新 : 2008 年 7 月
この ClickOnce アプリケーションをクライアント コンピュータ上で実行するときに実行されるアセンブリを指定します。
<entryPoint
name
dependencyName
>
<assemblyIdentity
name
version
processorArchitecture
language
/>
<commandLine
file
parameters
/>
<customHostRequired />
<customUX />
</entryPoint>
要素および属性
entryPoint 要素は必須であり、この要素は asm.v2 名前空間にあります。アプリケーション マニフェストには entryPoint 要素を 1 つだけ定義できます。
entryPoint 要素には、次の属性があります。
属性 |
説明 |
---|---|
name |
必ず指定します。メイン エントリ ポイントまたは関数エントリ ポイントを指定します。 |
dependencyName |
必ず指定します。エントリ ポイントに対する依存関係のアセンブリです。 |
entryPoint には、以下の要素があります。
assemblyIdentity
必ず指定します。assemblyIdentity の役割および属性は、「<assemblyIdentity> 要素 (ClickOnce アプリケーション)」で定義されています。
この要素の processorArchitecture 属性と、アプリケーション マニフェストの別の場所で assemblyIdentity に定義されている processorArchitecture 属性は、一致している必要があります。
commandLine
必ず指定します。entryPoint 要素の子である必要があります。子要素は持たず、次の属性があります。
属性 |
説明 |
---|---|
File |
必ず指定します。ClickOnce アプリケーションのスタートアップ アセンブリへのローカル参照です。 |
Parameters |
必ず指定します。エントリ ポイントで実行するアクションを説明します。唯一の有効な値は run です。空白文字列を指定した場合、run が指定されていると仮定されます。 |
customHostRequired
省略できます。この属性を含めると、配置には、カスタム ホストの内側に配置されるコンポーネントが含まれ、スタンドアロン アプリケーションではないことを指定できます。
この要素を指定する場合、assemblyIdentity 要素と commandLine 要素は指定できません。これらの要素を指定すると、ClickOnce によって、インストール中に妥当性確認エラーが表示されます。
この要素には、属性も子もありません。
customUX
省略できます。customUX 要素の役割は、<customUX> 要素 (ClickOnce アプリケーション) で定義されます。
解説
この要素は、ClickOnce アプリケーションのアセンブリおよびエントリ ポイントを識別します。
実行時に commandLine を使用して、アプリケーションにパラメータを渡すことはできません。ClickOnce 配置のクエリ文字列パラメータには、アプリケーションの AppDomain からアクセスできます。詳細については、「方法 : ClickOnce アプリケーションでクエリ文字列を取得する」を参照してください。
使用例
次のコード例は、ClickOnce アプリケーションのアプリケーション マニフェスト内の entryPoint 要素を示しています。このコード例は、「ClickOnce アプリケーション マニフェスト」で紹介されている詳細なコード例を抜粋したものです。
<!-- Identify the main code entrypoint. -->
<!-- This code runs the main method in an executable assembly. -->
<entryPoint>
<commandLine file="Notepad.exe" parameters="run" />
</entryPoint>
参照
参照
履歴の変更
日付 |
履歴 |
理由 |
---|---|---|
2008 年 7 月 |
customUX に関する情報を追加 |
SP1 機能変更 |