アセンブリの動的登録
サービス コンポーネント アプリケーションを配置する最も簡単な方法は、動的登録による方法です。動的登録では、1 つ以上のサービス コンポーネントを含むアセンブリを COM+ アプリケーションのディレクトリにコピーします。動的に登録するアセンブリは、グローバル アセンブリ キャッシュには配置しません。
メモ グローバル アセンブリ キャッシュに配置するアセンブリは、手動登録が必要です。
動的登録では、マネージ クライアント (ASP.NET および Web フォーム クライアントなど) は、未登録のサービス コンポーネントを呼び出すことができます。クライアントがサービス コンポーネントのインスタンスを最初に作成しようとしたときに、共通言語ランタイムによってアセンブリおよびタイプ ライブラリが登録され、COM+ カタログが設定されます。登録は、アセンブリの特定バージョンに対して 1 回だけ発生します。
**メモ **サーバー アプリケーションを作成した場合は、サーバー アプリケーションを使用する前に、Windows インストーラを使用して、サーバー アプリケーションが依存するすべてのアセンブリをグローバル アセンブリ キャッシュ (GAC) に追加する必要があります。追加しないと、アプリケーションによって例外が生成されます。
Web フォーム クライアントによって呼び出されるアプリケーションを配置するには、アセンブリ ファイルを Web アプリケーションの仮想ルートの \bin ディレクトリにコピーする必要があります。
COM クライアントによって呼び出されるサーバー アプリケーションを配置するには、アセンブリを手動で登録する必要があります。
メモ アプリケーション ユーザーは、管理者グループのメンバである必要があります。
参照
サービス コンポーネントの登録 | アセンブリの手動登録 | System.EnterpriseServices | 属性を使用したメタデータの拡張 | System.EnterpriseServices