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AccessibleObject.Description プロパティ

指定したオブジェクトの外観を説明する文字列を取得します。説明が用意されていないオブジェクトもあります。

Public Overridable ReadOnly Property Description As String
[C#]
public virtual string Description {get;}
[C++]
public: __property virtual String* get_Description();
[JScript]
public function get Description() : String;

プロパティ値

ユーザーから見たオブジェクトの外観の説明。説明がない場合は null 参照 (Visual Basic では Nothing) 。

例外

例外の種類 条件
COMException コントロールの説明を取得できません。

解説

このプロパティは、ユーザーから見たオブジェクトの外観を示します。

継承時の注意: オブジェクトがシステム コントロールをラップしている場合、既定の実装はユーザー補助オブジェクトの説明を返します。これ以外の場合は、 null 参照 (Visual Basic では Nothing) を返します。通常、この説明は、視覚障害のあるユーザーのためにより多くのコンテキストを提供するために使用します。また、コンテキスト検索や他のアプリケーションでもこの説明を使用できます。オブジェクトの NameRoleStateValue の各プロパティから判断するには説明が不明確であったり冗長である場合は、サーバーは、 Description プロパティをサポートする必要があります。たとえば、"OK" と示されるボタンには追加情報は必要ありませんが、サボテンの絵柄のボタンには情報が必要です。サボテンのボタンの NameRole 、および場合によっては Help の各プロパティはボタンの用途を示しますが、 Description プロパティは、"サボテンの絵が表示されたボタン" など、実用性の薄い情報を伝えます。

必要条件

プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ

参照

AccessibleObject クラス | AccessibleObject メンバ | System.Windows.Forms 名前空間 | Bounds | DefaultAction | Help | KeyboardShortcut | Name | Parent | Role | State | Value