WebServiceAttribute.Name プロパティ

XML Web サービスの名前を取得または設定します。

Public Property Name As String
[C#]
public string Name {get; set;}
[C++]
public: __property String* get_Name();public: __property void set_Name(String*);
[JScript]
public function get Name() : String;public function set Name(String);

プロパティ値

XML Web サービスの名前。既定値は、XML Web サービスを実装しているクラスの名前です。

解説

[サービスの説明] は、ユーザーが XML Web サービスの URL に移動し、クエリ文字列 ?WSDL を入力したときに生成されます。[サービスの説明] 内では、 Name プロパティによって、XML Web サービスの XML 限定名のローカル部分が識別されます。 Name プロパティは、[サービス ヘルプ ページ] に XML Web サービスの名前を表示するときにも使用されます。[サービス ヘルプ ページ] は、サービスの対象ユーザーが、XML Web サービス メソッド名とそのパラメータを指定せずに XML Web サービスの .asmx ページに移動したときに表示されます。

XML 限定名は、XML ドキュメントと同じ名前を持つ要素を明確に示すために使用されます。この名前は、名前空間または名前空間に関連付けられたプリフィックスと、ローカル部分がコロンで区切られた構成になっています。名前空間は URI 参照で構成され、[サービスの説明] に使用されます。名前空間の値は、 Namespace プロパティの値です。通常、プリフィックスは URI へのエイリアスのように機能し、名前空間に関連付けられます。そのため、その名前空間を使用する後続のすべての XML 限定名は、短縮されたプリフィックスを使用できます。ローカル部分は文字またはアンダースコアで始まる文字列であり、空白を含めることはできません。したがって、[サービスの説明] で XML Web サービスを識別する XML 限定名は、次の書式になります。

Namespace: Name

XML 限定名の詳細については、http://www.w3.org/TR/REC-xml-names/を参照してください。

使用例

[Visual Basic, C#] XML Web サービスの Name を MyName に設定する例を次に示します。

 
<%@ WebService Language="VB" class= "ServerVariables"%>
 
Imports System.Web.Services

<WebService(Description := "Server Variables", _
    Namespace := "https://www.microsoft.com/", _
    Name := "MyName")> _
Public Class ServerVariables
    Inherits WebService
    
    <WebMethod(Description := "Returns the time as stored on the Server", _
        EnableSession := False)> _
    Public Function Time() As String
        
        Return Context.Timestamp.TimeOfDay.ToString()
    End Function
End Class
 

[C#] 
<%@ WebService Language="C#" class= "ServerVariables"%>
 
 using System.Web.Services;
 
 [ WebService(Description="Server Variables",
              Namespace="https://www.microsoft.com/",
              Name="MyName")]
 public class ServerVariables: WebService {
    [ WebMethod(Description="Returns the time as stored on the Server",
    EnableSession=false)]
    public string Time() {
       return Context.Timestamp.TimeOfDay.ToString();
    }
 }
 

[C++, JScript] C++ および JScript のサンプルはありません。Visual Basic および C# のサンプルを表示するには、このページの左上隅にある言語のフィルタ ボタン をクリックします。

必要条件

プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ

参照

WebServiceAttribute クラス | WebServiceAttribute メンバ | System.Web.Services 名前空間 | Namespace