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ISynchronizeInvoke.Invoke メソッド

このオブジェクトが実行されるメイン スレッドでデリゲートを実行します。

名前空間: System.ComponentModel
アセンブリ: System (system.dll 内)

構文

'宣言
Function Invoke ( _
    method As Delegate, _
    args As Object() _
) As Object
'使用
Dim instance As ISynchronizeInvoke
Dim method As Delegate
Dim args As Object()
Dim returnValue As Object

returnValue = instance.Invoke(method, args)
Object Invoke (
    Delegate method,
    Object[] args
)
Object^ Invoke (
    Delegate^ method, 
    array<Object^>^ args
)
Object Invoke (
    Delegate method, 
    Object[] args
)
function Invoke (
    method : Delegate, 
    args : Object[]
) : Object

パラメータ

  • method
    コントロールのスレッドのコンテキストにおいて、呼び出すメソッドを格納している Delegate
  • args
    特定のメソッドに渡す引数を表す、Object 型の配列。引数が必要ない場合は、null 参照 (Visual Basic では Nothing) を指定できます。

戻り値

呼び出されているデリゲートからの戻り値を表す Object。デリゲートに戻り値がない場合は null 参照 (Visual Basic では Nothing)。

解説

BeginInvoke とは異なり、このメソッドは同期的に動作します。つまり、このメソッドは、プロセスが完了するまで待機し、その後で制御を戻します。呼び出し中に発生した例外は、呼び出し元まで波及します。

異なるスレッドからメソッドを呼び出す場合は、このメソッドを使用して、適切なスレッドへの呼び出しをマーシャリングします。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework

サポート対象 : 2.0、1.1、1.0

参照

関連項目

ISynchronizeInvoke インターフェイス
ISynchronizeInvoke メンバ
System.ComponentModel 名前空間