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KeyedHashAlgorithm クラス

キー付きハッシュ アルゴリズムのすべての実装の派生元となる抽象クラスを表します。

この型のすべてのメンバの一覧については、KeyedHashAlgorithm メンバ を参照してください。

System.Object
   System.Security.Cryptography.HashAlgorithm
      System.Security.Cryptography.KeyedHashAlgorithm
         System.Security.Cryptography.HMACSHA1
         System.Security.Cryptography.MACTripleDES

MustInherit Public Class KeyedHashAlgorithm
   Inherits HashAlgorithm
[C#]
public abstract class KeyedHashAlgorithm : HashAlgorithm
[C++]
public __gc __abstract class KeyedHashAlgorithm : public
   HashAlgorithm
[JScript]
public abstract class KeyedHashAlgorithm extends HashAlgorithm

スレッドセーフ

この型の public static (Visual Basicでは Shared) のすべてのメンバは、マルチスレッド操作で安全に使用できます。インスタンスのメンバの場合は、スレッドセーフであるとは限りません。

解説

ハッシュ関数は、任意の長さのバイナリ文字列を固定長の小さなバイナリ文字列に割り当てます。暗号ハッシュ関数では、同じ値にハッシュされる 2 つの異なる入力値を検出することが計算上不可能です。データを少し変更しただけでも、ハッシュは予測できないほど大幅に変更されてしまいます。

キー付きハッシュ アルゴリズムはキーに依存し、メッセージ認証コードとして使用される単一方向のハッシュ関数です。キーを知っている人だけがハッシュを検証できます。キー付きハッシュ アルゴリズムにより、秘密にしなくても認証できます。

ハッシュ関数は、一般的に、デジタル署名でデータの整合性を保つために使用されています。 HMACSHA1 は、キー付きハッシュ アルゴリズムの一例です。

必要条件

名前空間: System.Security.Cryptography

プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ

アセンブリ: Mscorlib (Mscorlib.dll 内)

参照

KeyedHashAlgorithm メンバ | System.Security.Cryptography 名前空間 | 暗号サービス