XML Web サービスのクライアントの作成
XML Web サービス クライアントとは、SOAP メッセージを使用して XML Web サービスと通信するコンポーネントまたはアプリケーションです。XML Web サービス クライアントとして、従来のクライアント アプリケーションも使用できます。ただし、クライアントは別の Web アプリケーションにすることもできます。この場合、その Web アプリケーションが SOAP メッセージ内の XML の処理、書式指定、最終クライアント (Web ブラウザなど) への返信を行います。
XML Web サービス クライアントを作成するには、次の基本手順を実行します。
- XML Web サービスに対するプロキシ クラスを作成します。
- クライアント コードでプロキシ クラスを参照します。
- クライアント コードでプロキシ クラスのインスタンスを作成します。
- XML Web サービスを管理する Web アプリケーションで匿名アクセスが無効になっている場合は、プロキシ クラスの WebClientProtocol.Credentials プロパティを設定します。
- 通信対象の XML Web サービス メソッドに対応するプロキシ クラスに対してメソッドを呼び出します。
ほとんどのクライアントの場合、この基本手順で異なるのは、プロキシ クラスの参照方法と XML Web サービス クライアントの配置方法だけです。
このセクションの内容
- ASP.NET Web フォーム クライアントの作成
XML Web サービスの Web フォーム クライアントの作成手順について説明します。別の XML Web サービスと XML Web サービス プロバイダの両方のクライアントとして機能する XML Web サービスを作成する手順は、クライアント コードの配置場所を除いて同じです。XML Web サービスの場合、クライアント コードは XML Web サービス メソッドのコード内に配置されます。 - コンソール アプリケーション クライアントの作成
XML Web サービスのクライアントとなるコンソール アプリケーションの作成手順について説明します。
参照
XML Web サービス クライアントの作成 | XML Web サービスの探索 | XML Web サービス プロキシの作成 | XML Web サービスのクライアントの作成 | ASP.NET を使用して作成した既存の XML Web サービスの調査 | XML Web サービスとの非同期通信 | ブラウザから XML Web サービスへのアクセス