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Hashtable.Item プロパティ

指定したキーに関連付けられている値を取得または設定します。

[C#] C# では、このプロパティは Hashtable クラスのインデクサになります。

Public Overridable Default Property Item( _
   ByVal key As Object _) As Object  Implements IDictionary.Item
[C#]
public virtual object this[objectkey] {get; set;}
[C++]
public: __property virtual Object* get_Item(Object* key);public: __property virtual void set_Item(Object* key,   Object*);
[JScript]
returnValue = HashtableObject.Item(key);HashtableObject.Item(key) = returnValue;またはreturnValue = HashtableObject(key);HashtableObject(key) = returnValue;

[JScript] JScript では、この型で定義されている既定のインデックス プロパティを使用することができます。しかし、独自のインデックス プロパティを明示的に定義することはできません。ただし、このクラスの expando 属性を指定すると、既定のインデックス プロパティが提供されます。提供されるインデックス プロパティの型は Object 型であり、インデックス型は String になります。

引数 [JScript]

  • key
    値を取得または設定する対象のキー。

パラメータ [Visual Basic, C#, C++]

  • key
    値を取得または設定する対象のキー。

プロパティ値

指定したキーに関連付けられている値。指定したキーが見つからない場合、そのキーを取得しようとした場合は null 参照 (Visual Basic では Nothing) が返され、そのキーを設定しようとした場合は、指定したキーを使用して新しい要素が作成されます。

実装

IDictionary.Item

例外

例外の種類 条件
ArgumentNullException key が null 参照 (Visual Basic では Nothing) です。
NotSupportedException このプロパティが設定されていますが、 Hashtable が読み取り専用です。

または

このプロパティが設定されていますが、key がコレクション内に存在しません。また、 Hashtable が固定サイズです。

解説

このプロパティでは、 myCollection[key] という構文を使用して、コレクション内の特定の要素にアクセスできます。

このプロパティを設定すると、指定したキーが Hashtable に既に存在する場合は、その値が置換されます。それ以外の場合は、新しい要素が作成されます。対照的に、 Add メソッドは既存の要素を変更しません。

キーには null 参照 (Visual Basic では Nothing) は使用できませんが、値は null でもかまいません。指定したキーが存在しないために返される null 参照 (Nothing) と、指定したキーの値が null 参照 (Nothing) であるために返される null 参照 (Nothing) を区別するには、 Contains メソッドまたは ContainsKey メソッドを使用して、キーがリストに存在するかどうかを確認します。

必要条件

プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ, Common Language Infrastructure (CLI) Standard

参照

Hashtable クラス | Hashtable メンバ | System.Collections 名前空間 | Add