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サーバー側インクルード ディレクティブ — Global.asax

ファイル インクルード ディレクティブは、Global.asax または任意の ASP.NET アプリケーション ファイルで使用できます。#include ディレクティブは、指定したファイルの生データの内容を ASP.NET アプリケーション ファイルに挿入できます。構文は HTML コメント タグの構文と同様で次のとおりです。

<!-- #include pathtype = filename -->

パラメータ

  • pathtype
    filename パラメータで識別されるファイルのパスの種類。
  • filename
    ASP.NET アプリケーション ファイルに内容をインクルードする対象のファイル名。filename パラメータにはファイル名拡張子も指定する必要があります。また、ファイル名と拡張子を引用符で囲む必要があります。

属性

パスの種類には次の 2 つの属性のいずれかを指定できます。

  • file
    filename パラメータが、#include ディレクティブが指定されているファイルを格納しているディレクトリからの相対パスであることを示します。インクルードするファイルは、同じディレクトリまたはサブディレクトリに配置できますが、#include ディレクティブのあるファイルの上位ディレクトリには配置できません。
  • virtual
    filename パラメータが、Web サイトの仮想ディレクトリからの完全仮想パスであることを示します。

解説

インクルードするファイルは、動的コードが実行される前に処理されます。#include ディレクティブを含むタグでは、静的テキストとして解釈されることを防ぐため、HTML コメント デリミタまたは XML コメント デリミタを使用する必要があります。

MyHeader.inc という名前のファイルを Web フォーム ページにインクルードする例を次に示します。

<!-- #include File = "MyHeader.inc" -->

参照

Global.asax 構文