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AppDomain.CreateInstanceFrom メソッド (String, String, Object )

指定したアセンブリ ファイルで定義されている、指定した型の新しいインスタンスを作成します。

Overloads Public Overridable Function CreateInstanceFrom( _
   ByVal assemblyFile As String, _   ByVal typeName As String, _   ByVal activationAttributes() As Object _) As ObjectHandle Implements _AppDomain.CreateInstanceFrom
[C#]
public virtual ObjectHandle CreateInstanceFrom(stringassemblyFile,stringtypeName,object[] activationAttributes);
[C++]
public: virtual ObjectHandle* CreateInstanceFrom(String* assemblyFile,String* typeName,Object* activationAttributes __gc[]);
[JScript]
public function CreateInstanceFrom(
   assemblyFile : String,typeName : String,activationAttributes : Object[]) : ObjectHandle;

パラメータ

  • assemblyFile
    要求する型を定義しているアセンブリが格納されているファイルの名前。
  • typeName
    要求する型の完全限定型名。
  • activationAttributes
    アクティべーションに参加できる 1 つ以上の属性。

戻り値

新しいインスタンスのラッパーであるオブジェクト。 typeName が見つからない場合は null 参照 (Visual Basic では Nothing) 。実際のオブジェクトにアクセスするには、戻り値のラップを解除する必要があります。

実装

_AppDomain.CreateInstanceFrom

例外

例外の種類 条件
ArgumentNullException assemblyFile が null 参照 (Visual Basic では Nothing) です。
FileNotFoundException assemblyFile は見つかりませんでした。
TypeLoadException assemblyFile で、 typeName が見つかりませんでした。
MethodAccessException 呼び出し元に、このコンストラクタを呼び出すための十分なアクセス許可がありません。
MissingMethodException 一致するパブリック コンストラクタが見つかりませんでした。
SecurityException 呼び出し元に、正しいアクセス許可がありません。要件のセクションを参照してください。
NotSupportedException MarshalByRefObject から継承されていないオブジェクトに対して、呼び出し元がアクティベーション属性を与えることはできません。
AppDomainUnloadedException 操作が、アンロードされたアプリケーション ドメインで試行されています。

解説

typeName の既定のコンストラクタが呼び出されます。

詳細については、 Activator.CreateInstanceFrom メソッドのトピックを参照してください。

現在のアプリケーション ドメインではない対象のアプリケーション ドメインで CreateInstanceFrom を呼び出そうとすると、対象のアプリケーション ドメインにアセンブリが正常に読み込まれます。 AssemblyMarshalByRefObject ではないため、読み込まれたアセンブリに対する Assembly をこのメソッドで現在のアプリケーション ドメインに戻そうとした場合、共通言語ランタイムはアセンブリを現在のアプリケーション ドメインに読み込もうとしますが、結果的には読み込みに失敗することがあります。現在のアプリケーション ドメインと、最初にアセンブリが読み込まれたアプリケーション ドメインのパスの設定が異なる場合には、それぞれのアプリケーション ドメインに読み込まれたアセンブリは異なる場合があります。

必要条件

プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ

.NET Framework セキュリティ:

  • FileIOPermissionAccess (アセンブリの場所にアクセスするために必要なアクセス許可)PathDiscovery (関連する列挙体)
  • FileIOPermissionAccess (アセンブリ マニフェストを格納しているファイルを読み取るために必要なアクセス許可)Read (関連する列挙体)
  • WebPermission (アセンブリがローカルでない場合にアセンブリの場所にアクセスするために必要なアクセス許可)
  • ReflectionPermission (Type.InvokeMember などの機構を通じて遅延バインディングが呼び出されるときに必要なアクセス許可) ReflectionPermissionFlag.MemberAccess (関連する列挙体)

参照

AppDomain クラス | AppDomain メンバ | System 名前空間 | AppDomain.CreateInstanceFrom オーバーロードの一覧 | Activator.CreateInstanceFrom