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DBNull クラス

null 値を表します。

この型のすべてのメンバの一覧については、DBNull メンバ を参照してください。

System.Object
   System.DBNull

<Serializable>
NotInheritable Public Class DBNull   Implements ISerializable, IConvertible
[C#]
[Serializable]
public sealed class DBNull : ISerializable, IConvertible
[C++]
[Serializable]
public __gc __sealed class DBNull : public ISerializable,   IConvertible
[JScript]
public
   Serializable
class DBNull implements ISerializable, IConvertible

スレッドセーフ

この型の public static (Visual Basic では Shared) メンバは、マルチスレッド操作に対して安全です。インスタンス メンバがスレッド セーフになるかどうかは保証されていません。

解説

このクラスは、通常は、データベース アプリケーションに既知の値が存在しないことを示すために使用されます。

データベース アプリケーションでは、null オブジェクトは、フィールドの有効な値です。このクラスでは、null 値 (null オブジェクト) と初期化されていない値 (DBNull.Value のインスタンス) は区別されます。たとえば、テーブルに、初期化されていないフィールドを持つレコードを保持できます。既定では、このような初期化されていないフィールドには DBNull 値が格納されます。

このクラスは、null オブジェクトに関連付けられている VT_NULL バリアントと、 DBNull.Value のインスタンスに関連付けられている VT_EMPTY バリアントを区別するために、COM 相互運用でも使用されます。

DBNull は、他のどの値とも等しくなりません。

DBNull はシングルトン クラスです。つまり、このクラスのインスタンスは 1 つしか存在できません。その唯一のインスタンスは DBNull.Value です。

データ処理を重点的に行い、SQL データベースにアクセスするアプリケーションでは、 System.Data.SqlTypes のクラスを使用する必要があります。これらのクラスでは、null 値を継承してサポートできます。

必要条件

名前空間: System

プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ, .NET Compact Framework - Windows CE .NET

アセンブリ: Mscorlib (Mscorlib.dll 内)

参照

DBNull メンバ | System 名前空間 | Convert.DBNull | Convert.IsDBNull | System.Runtime.InteropServices.VarEnum | System.Data.SqlTypes