Application クラス
Windows メッセージを処理するために、アプリケーションを開始および停止するメソッドや、アプリケーションの情報を取得するためのプロパティなど、アプリケーションを管理するための静的 (Visual Basic では Shared) メソッドおよび静的プロパティを提供します。このクラスは継承できません。
この型のすべてのメンバの一覧については、Application メンバ を参照してください。
System.Object
System.Windows.Forms.Application
NotInheritable Public Class Application
[C#]
public sealed class Application
[C++]
public __gc __sealed class Application
[JScript]
public class Application
スレッドセーフ
この型の public static (Visual Basicでは Shared) のすべてのメンバは、マルチスレッド操作で安全に使用できます。インスタンスのメンバの場合は、スレッドセーフであるとは限りません。
解説
Application クラスには、アプリケーションとスレッドの開始および停止、Windows メッセージの処理のためのメソッドが含まれます。現在のスレッドでアプリケーション メッセージ ループを開始するには、 Run を呼び出します。このメソッドでは、オプションで、フォームを表示することもできます。メッセージ ループを停止するには、 Exit または ExitThread を呼び出します。プログラムのループ時にメッセージを処理するには、 DoEvents を呼び出します。メッセージ フィルタをアプリケーションのメッセージ ポンプに追加して、Windows メッセージを監視するには、 AddMessageFilter を呼び出します。 IMessageFilter を使用すると、イベント ハンドラを呼び出す前に、イベントの発生を停止したり、特別な操作を実行したりできます。
このクラスには CurrentCulture プロパティおよび CurrentInputLanguage プロパティが用意されており、このプロパティで現在のスレッドのカルチャ情報を取得または設定します。
このクラスのインスタンスは作成できません。
必要条件
名前空間: System.Windows.Forms
プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ, .NET Compact Framework - Windows CE .NET
アセンブリ: System.Windows.Forms (System.Windows.Forms.dll 内)