Double.CompareTo メソッド
指定したオブジェクトとこのインスタンスを比較し、これらの相対値を示す値を返します。
Public Overridable Function CompareTo( _
ByVal value As Object _) As Integer
[C#]
public virtual int CompareTo(objectvalue);
[C++]
public: virtual int CompareTo(Object* value);
[JScript]
public function CompareTo(
value : Object) : int;
パラメータ
- value
比較対象のオブジェクト、または null 参照 (Visual Basic では Nothing) 。
戻り値
このインスタンスと value の相対値を示す符号付き数値。
値 | 説明 |
---|---|
負の整数 | このインスタンスは value よりも小さくなっています。
または このインスタンスは非数 (NaN) で、value は数値です。 |
0 | このインスタンスは value と等価です。
または このインスタンスと値は、どちらも Double.NaN 、 PositiveInfinity 、または NegativeInfinity です。 |
正の整数 | このインスタンスは value よりも大きくなっています。
または このインスタンスは数値で、value は非数 (NaN) です。 または value が null 参照 (Visual Basic では Nothing) です。 |
例外
例外の種類 | 条件 |
---|---|
ArgumentException | value が Double ではありません。 |
解説
Double のすべてのインスタンスは、その値に関係なく、 null 参照 (Visual Basic では Nothing) より大きいと見なされます。
value パラメータは null 参照 (Nothing) であるか、または Double のインスタンスである必要があります。それ以外の場合は、例外がスローされます。
このメソッドは、 IComparable インターフェイスをサポートするために実装します。 NaN はもう 1 つの NaN (それ自身の場合も含む) と等しいとは見なされず、 IComparable インターフェイスは A.CompareTo(A)
が 0 を返すことを要求します。
使用例
[Visual Basic, C#, C++] Double のコンテキストでの CompareTo の使用方法については、次のコード例を参照してください。
Obj1 = CType(450, Double)
If A.CompareTo(Obj1) < 0 Then
Console.WriteLine(A.ToString() + " is less than " + Obj1.ToString() + ".")
End If
If (A.CompareTo(Obj1) > 0) Then
Console.WriteLine(A.ToString() + " is greater than " + Obj1.ToString() + ".")
End If
If (A.CompareTo(Obj1) = 0) Then
Console.WriteLine(A.ToString() + " equals " + Obj1.ToString() + ".")
End If
[C#]
obj1 = (Double)450;
if (a.CompareTo(obj1) < 0)
{
Console.WriteLine("{0} is less than {1}.", a.ToString(), obj1.ToString());
}
if (a.CompareTo(obj1) > 0)
{
Console.WriteLine("{0} is greater than {1}.", a.ToString(), obj1.ToString());
}
if (a.CompareTo(obj1) == 0)
{
Console.WriteLine("{0} equals {1}.", a.ToString(), obj1.ToString());
}
[C++]
obj1 = __box((Double)450);
if (__box(a)->CompareTo(obj1) < 0) {
Console::WriteLine(S"{0} is less than {1}.", __box(a), obj1);
}
if (__box(a)->CompareTo(obj1) > 0) {
Console::WriteLine(S"{0} is greater than {1}.", __box(a), obj1);
}
if (__box(a)->CompareTo(obj1) == 0) {
Console::WriteLine(S"{0} equals {1}.", __box(a), obj1);
}
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必要条件
プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ, .NET Compact Framework - Windows CE .NET, Common Language Infrastructure (CLI) Standard