GlobalProxySelection クラス
すべての HTTP 要求のグローバルな既定のプロキシ インスタンスを格納します。
この型のすべてのメンバの一覧については、GlobalProxySelection メンバ を参照してください。
System.Object
System.Net.GlobalProxySelection
Public Class GlobalProxySelection
[C#]
public class GlobalProxySelection
[C++]
public __gc class GlobalProxySelection
[JScript]
public class GlobalProxySelection
スレッドセーフ
この型の public static (Visual Basicでは Shared) のすべてのメンバは、マルチスレッド操作で安全に使用できます。インスタンスのメンバの場合は、スレッドセーフであるとは限りません。
解説
GlobalProxySelection は、 WebRequest インスタンスがローカル ネットワークを越えるインターネット サイトとの通信に使用する既定のプロキシのプロキシ設定を格納します。既定のプロキシ設定は、グローバル構成ファイルまたはアプリケーション構成ファイルから初期化され、個別の要求に対してオーバーライドしたり、 HttpWebRequest.Proxy プロパティを GetEmptyWebProxy メソッドの結果に設定して、無効にしたりできます。
GlobalProxySelection に格納されるプロキシ設定は、 Proxy プロパティが別の値に設定されていないすべての HttpWebRequest インスタンスで使用されます。
メモ 要求を行った後に GlobalProxySelection を変更しても、 WebRequest には反映されません。
使用例
[Visual Basic, C#, C++] ポート 80 で "webproxy" という名前の HTTP プロキシに対して GlobalProxySelection を設定する例を次に示します。
Dim proxyURI As New Uri("http://webproxy:80")
GlobalProxySelection.Select = New WebProxy(proxyURI)
[C#]
Uri proxyURI = new Uri("http://webproxy:80");
GlobalProxySelection.Select = new WebProxy(proxyURI);
[C++]
Uri* proxyURI = new Uri(S"http://webproxy:80");
GlobalProxySelection::Select = new WebProxy(proxyURI);
[JScript] JScript のサンプルはありません。Visual Basic、C#、および C++ のサンプルを表示するには、このページの左上隅にある言語のフィルタ ボタン をクリックします。
必要条件
名前空間: System.Net
プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ, .NET Compact Framework - Windows CE .NET
アセンブリ: System (System.dll 内)