StreamWriter クラス
文字を特定のエンコーディングでストリームに書き込むための TextWriter を実装しています。
この型のすべてのメンバの一覧については、StreamWriter メンバ を参照してください。
System.Object
System.MarshalByRefObject
System.IO.TextWriter
System.IO.StreamWriter
<Serializable>
Public Class StreamWriter Inherits TextWriter
[C#]
[Serializable]
public class StreamWriter : TextWriter
[C++]
[Serializable]
public __gc class StreamWriter : public TextWriter
[JScript]
public
Serializable
class StreamWriter extends TextWriter
スレッドセーフ
この型の public static (Visual Basicでは Shared) のすべてのメンバは、マルチスレッド操作で安全に使用できます。インスタンスのメンバの場合は、スレッドセーフであるとは限りません。
解説
StreamWriter は、文字を特定のエンコーディングで出力するために使用します。一方、 Stream の派生クラスは、バイトの入出力に使用します。
他に指定がない場合、 StreamWriter は UTF8Encoding のインスタンスを使用するように既定で設定されます。この UTF8Encoding のインスタンスは、 Encoding.GetPreamble メソッドが UTF-8 で書き込まれた Unicode バイト順マークを返すように構築されます。エンコーディングのプリアンブルは、既存のストリームに追加する場合を除き、ストリームに追加されます。つまり、 StreamWriter で作成されたすべてのテキスト ファイルの先頭に、3 バイトのバイト順マークが含まれます。UTF-8 は、すべての Unicode 文字を正しく処理し、オペレーティング システムの各ローカライズ バージョンで一貫した結果を提供します。
既定では、 StreamWriter はスレッドセーフではありません。スレッド セーフ ラッパーについては、 TextWriter.Synchronized のトピックを参照してください。
その他の一般的な I/O タスクまたは関連する I/O タスクの例を次の表に示します。
実行するタスク | 参考例があるトピック |
---|---|
テキスト ファイルを作成する。 | ファイルへのテキストの書き込み |
テキスト ファイルに書き込む。 | ファイルへのテキストの書き込み |
テキスト ファイルから読み取る。 | ファイルからのテキストの読み取り |
テキストをファイルに追加する。 | ログ ファイルのオープンと追加 |
ファイルのサイズを取得する。 | FileInfo.Length |
ファイルの属性を取得する。 | File.GetAttributes |
ファイルの属性を設定する。 | File.SetAttributes |
ファイルが存在するかどうかを判別する。 | File.Exists |
バイナリ ファイルから読み取る。 | 新しく作成したデータ ファイルの読み取りと書き込み |
バイナリ ファイルに書き込む。 | 新しく作成したデータ ファイルの読み取りと書き込み |
必要条件
名前空間: System.IO
プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ, .NET Compact Framework - Windows CE .NET
アセンブリ: Mscorlib (Mscorlib.dll 内)
参照
StreamWriter メンバ | System.IO 名前空間 | Stream | StreamReader | Encoder | Encoding | 入出力操作 | ファイルからのテキストの読み取り | ファイルへのテキストの書き込み | 基本のファイル I/O | 新しく作成したデータ ファイルの読み取りと書き込み