検索ボックス クエリの例
このトピックの例では、チーム エクスプローラーおよび Team Web Access で検索ボックスを使用して作業項目を検索する方法を示します。 項目を検索するには、ショートカット フィルターを使用するか、キーワードまたは語句、特定のフィールド/フィールド値、割り当てまたは変更日を指定するか、Equals、Contains、Not の各演算子を使用することができます。
検索ボックスのクエリでは、現在接続しているチーム プロジェクトに定義されている項目が自動的に検索対象になります。 チーム プロジェクト間をまたいで検索するには、クエリ エディターを使用します。 検索では大文字と小文字は区別されません。
ショートカット フィルターの使用
コンテキスト メニューを開き、オプションを選択します。
検索ボックスのコンテキスト メニュー (Team Web Access) ![]() |
検索ボックスのコンテキスト メニュー (チーム エクスプローラー) ![]() |
次のショートカット フィルターの 1 つ以上を入力または選択できます。
A は担当者 (Assigned To) を表します (たとえば、A:Annie または A=@me)。
C は作成者 (Created By) を表します (たとえば、C:Peter または C=@me)。
S は状態 (State) を表します (たとえば、S=New)。
T は作業項目の種類 (Type) を表します (たとえば、T=Task)。
自分の名前または今日の日付を指定するには、@Me マクロと @Today マクロを使用します。
Equals、Contains、および Not の各演算を指定するには、それぞれ =、:、および – 演算子を使用します。
検索ボックスを使用した作業項目の検索 (チーム エクスプローラー)
検索ボックスでは、複数のショートカットを組み合わせたり、検索演算子を使用したりできます。
チーム エクスプローラーでは、 [クリア] ボタンを使用して検索ボックスのコンテンツを削除します。 Visual Studio でコンテキストを検索ボックスに切り替えるには、Ctrl + ' キーを押します。
キーワードまたは語句による項目の検索
検索ボックスにキーワードまたは語句を入力すると、それらのキーワードや語句を [説明]、[ステップの再現]、または [タイトル] フィールドに含む作業項目の一覧が返されます。 各語句は引用符で囲む必要があります。
[作業項目の検索] ボックスに、目的の作業項目の [タイトル]、[説明]、または [ステップの再現] フィールドに含まれるキーワードや語句を入力します。
複数の単語は二重引用符で囲みます。
たとえば、指定したキーワードが [タイトル] または [説明] フィールドに含まれる作業項目を検索するには、次の操作を実行します。
"duplication" というキーワードを検索する場合は、「duplication」と入力します。
"Getting Started" という語句を検索する場合は、「"Getting Started"」と入力します。
"Getting Started" という語句または "feature" というキーワードを検索する場合は、「feature "Getting Started"」と入力します。
検索する作業項目に含まれるキーワードまたは語句 |
検索ボックスに入力する文字列 |
---|---|
duplication |
duplication |
作業の開始 |
"Getting Started" |
feature および Getting Started |
feature "Getting Started" |
任意のテキスト フィールドに含まれているキーワードや語句に対して、部分一致または完全一致のクエリを実行できます。 または、フルテキスト検索インデックスに含まれているキーワードや語句でフィルター処理することで、フルテキスト検索クエリを実行できます。 Team Foundation では、データ型が PlainText と HTML のすべての長いテキストのフィールド、および [タイトル] フィールドに対し、フルテキスト検索用のインデックスを自動的に設定します。
特定のフィールドおよびフィールド値による項目の検索
他の文字列フィールドに含まれているキーワードや語句に基づいて作業項目を検索するには、フィールドの表示名または参照名を指定します。 それぞれの語句は二重引用符で囲みます。 作業項目フォームでフィールドの上にマウス ポインターを置くと、フィールドの表示名を確認できます。 よく使用されるフィールドの参照名を確認したり、フォームに表示されないフィールドを見つけるには、「Visual Studio ALM の作業項目フィールド参照」を参照してください。
項目の検索条件 |
入力する文字列 |
---|---|
添付ファイルを 1 つ含んでいる。 |
System.AttachedFileCount=1 |
ユーザー ストーリーが Cut である。 |
T:Story Reason=Cut Or T="User Story" System.Reason=Cut |
解決者が Peter である。 |
"Resolved By":Peter Or Microsoft.VSTS.Common.ResolvedBy:Peter |
今日変更された。 |
"Changed Date"=@Today |
テスト動作として昨日作成された。 |
"Created Date"=@Today-1 Activity=Test |
注意
一部のフィールド ([履歴] や [説明] など) は、単語の部分テキスト検索をサポートしていません。たとえば、[履歴] フィールドに "reproducible behavior" という語句が含まれている場合に "History:repro" を検索しても、作業項目は検出されません。ただし、"History:reproducible" という完全な文字列を検索すると、作業項目は検出されます。
@Me または @Today マクロを使用した、割り当てまたは変更日による項目の検索
@Me マクロは、作業項目の検索時に現在のユーザーのフル ネームに展開されます。 @Me マクロは、他のユーザーと共有できる検索を作成する場合に特に役立ちます。また、このマクロを使用すると、自分のユーザー名を指定するときに入力する文字数を減らすことができるので、作業を簡略化できます。
項目の検索条件 |
入力する文字列 |
---|---|
現在自分に割り当てられている。 |
A=@Me |
作成者が自分である。 |
C=@Me |
昨日解決された。 |
"Resolved Date"=@Today-1 |
7 日前に変更された。 |
System.ChangedDate=@Today-7 |
FabrikamFiber チーム プロジェクトの Phone Saver チームによって昨日作成された。 |
"Created Date"=@Today-1 "Area Path"="FabrikamFiber\Phone Saver" |
Equals、Contains、および Not 演算子を使用したクエリの調整
検索条件を指定するには、次の検索演算子を使用します。
= (EQUALS) は、テキストの完全一致を検索します。
: (CONTAINS) は、テキストの部分一致を検索します。
– (NOT) は、特定のテキストを含む作業項目を除外します。 NOT 演算子は、フィールド名とのみ使用できます。
検索文字列の作成時に演算子を使用する方法の例を次に示します。
項目の検索条件 |
入力する文字列 |
---|---|
担当者が Peter であり、アクティブでない。 |
A:Peter -S=Active |
[アクティビティ] フィールドが Developmentでない。 |
- Activity=Development |
解決者が Peter である。 |
"Resolved By":Peter |
タイトルまたは説明に "triage" というキーワードを含み、担当者が自分ではなく、終了していない。 |
triage -A=@me -S=Closed |
アクティブなバグであり、担当者が自分であり、タイトルに "bugbash" というキーワードを含まない。 |
S=Active T=bug A=@Me -Title:bugbash |
Q & A
Q: 比較演算子を使用できますか。
A: いいえ。 検索ボックスは、より大記号 (>) やより小記号 (<) のような比較演算子を認識しません。 これらの演算子を使ったクエリは、検索語句へ翻訳されます。