Web 公開ルールの作成

発行: 2009年11月

適用対象: Forefront Threat Management Gateway (TMG)

Forefront TMG では、ウィザードを実行して作成する Web 公開ルールによって Web サイトが公開されます。Web 公開ルールを作成する各ウィザードでは、[Forefront TMG の管理] では構成できない、該当するシナリオのための特定のプロパティを設定します。

特定のシナリオの Web 公開ルールを作成する方法の詳細については、以下に挙げたトピックの該当する手順を参照してください。

• HTTP 経由の Web サーバーの公開

• HTTPS 経由で Web サーバーを公開する

• Outlook Web Access 公開の構成

• ActiveSync 公開の構成

• SharePoint 公開の構成

以下は、Web 公開ルールを作成するための一般的な手順です。

Web 公開ルールを作成するには

1. [Forefront TMG の管理] のコンソール ツリーで、[ファイアウォール ポリシー] ノードをクリックします。

2. [タスク] タブで、[Web サイトの公開] をクリックします。

3. [新しい Web 公開ルール ウィザード] で、画面上に表示される指示に従います。

4. 詳細ウィンドウで、[適用] ボタンをクリックして構成を保存および更新してから、[OK] をクリックします。

注意事項:

Web 公開の詳細については、「公開の計画」を参照してください。 単一の Web サーバーで単一の Web サイトを公開する場合は、ウィザードの [内部公開の詳細] ページで、内部サイト名として、公開されたサーバーに送信される HTTP 要求メッセージで Forefront TMG が使用するホスト名を入力します。このフィールドで指定した内部サイト名が、解決できない場合、または公開されたサーバーのコンピューター名または IP アドレスでない場合は、[コンピューター名または IP アドレスを使用して、公開されたサーバーに接続する] を選択してから、公開されたサーバーの解決可能なコンピューター名または IP アドレスを入力します。その他のシナリオでの内部サイト名の構成については、該当する詳細な手順を参照してください。 Web 公開ルールは、着信方向のクライアント要求を Web サーバー上の適切な Web サイトに一致させます。 ルールの条件に一致する着信方向のトラフィックを拒否してブロックする Web 公開ルールを作成できます。 Forefront TMG では、パスの大文字と小文字は区別されません。たとえば、Web サーバーに foldera と folderA が含まれていて、いずれかのフォルダーへのパスを公開した場合、両方のフォルダーが公開されます。

関連項目

概念

Web 公開ルールを構成する