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パス マッピングの構成

発行: 2009年11月

適用対象: Forefront Threat Management Gateway (TMG)

Forefront TMG で Web 公開ルールを作成したら、公開された Web サイトへの要求で指定できるパスのマッピングを、公開された Web サーバー上のパスに変更することができます。

パス マッピングを構成するには

  1. [Forefront TMG の管理] のコンソール ツリーで、[ファイアウォール ポリシー] ノードをクリックします。

  2. 詳細ウィンドウで、該当するルールをクリックします。

  3. [タスク] タブで、[選択したルールの編集] をクリックします。

  4. [パス] タブで、[追加] をクリックします。

  5. テキスト ボックスに、公開された Web サーバー上のパス (内部パス) を入力します。

  6. 次のいずれかを選択します。

    • [公開されたフォルダーと同じフォルダー]。要求内に指定されるパス (外部パス) を内部パスと同じにする場合は、このオプションを選択します。

    • [次のフォルダー]。別の外部パスを手順 5. で指定した内部パスにマップする場合は、このオプションを選択します。公開された Web サーバー上のパスにマップされる外部パスを入力してください。

  7. [OK] をクリックします。

  8. 作成するパス マッピングごとに、手順 4 ~ 7 を繰り返します。

  9. [OK] をクリックします。

  10. 詳細ウィンドウで、[適用] ボタンをクリックして構成を保存および更新してから、[OK] をクリックします。

note注意事項:
  • Web 公開の詳細については、「公開の計画」を参照してください。

  • クライアントが Web 要求を行うときは、要求内にパスを指定できます。これを外部パスと呼びます。Forefront TMG は、パス マッピングで指定されているすべての外部パスを、Web サーバー上の対応する内部パスに変更します。

  • 外部パスのマッピング先となる内部パスを指定するときは、「/mypath/*」という形式を使用します。

  • フォルダー名にはワイルドカード文字を使用できません。たとえば、「mypath*/」や「/mypath*」は指定できません。

  • パス マッピングを構成する際、ファイル名を指定することは避けてください。ファイル名を指定すると、完全なパスに対する要求のみが処理されます。

  • パスは、互いに異なっている必要があります。あるパスを別のパスのプレフィックスにすることはできません。これは、内部パスにも外部パスにも当てはまります。たとえば、「/pathA/*」や「/pathB/*」などは異なるパスです。しかし、「/pathA/*」は「/pathA/a/」のプレフィックスであるため、Forefront TMG では、これらの両方のパスを入力することはできません。

  • Forefront TMG では、パスの大文字と小文字は区別されません。Web サーバーに foldera と folderA が含まれていて、いずれかのフォルダーへのパスを公開した場合、両方のフォルダーが公開されます。

  • Web 公開ルールまたはそれに関連付けられている Web リスナーのプロパティに加えられた変更は、新しい接続にのみ適用されます。

関連項目

概念

Web 公開ルールを構成する