HTTP 圧縮を構成する
発行: 2009年11月
適用対象: Forefront Threat Management Gateway (TMG)
ここでは、HTTP コンテンツの圧縮を構成する手順について説明します。HTTP 圧縮では、業界標準の GZIP アルゴリズムを使用して冗長なデータを排除することで、HTTP データのファイル サイズを縮小します。
HTTP 圧縮を構成する手順は、次のとおりです。
圧縮を有効にします。
クライアントが圧縮された HTTP 応答を要求できる起点となるネットワーク オブジェクトを指定します。
Forefront TMG が圧縮された HTTP 応答を要求できる起点となるネットワーク オブジェクトを指定します。
コンテンツの検査を有効にします。
圧縮されるコンテンツの種類を指定します。
開始場所。Forefront TMG の管理の [Web アクセス ポリシー] ノードの [Web アクセス ポリシー] タブで、圧縮機能を構成します。作業ウィンドウの [関連タスク] で、[HTTP 圧縮の構成] をクリックして、HTTP 圧縮のプロパティを開いて構成します。
圧縮を有効にするには
- HTTP 圧縮のプロパティの [全般] タブで、[HTTP 圧縮を有効にする] チェック ボックスがオンになっていることを確認します。
クライアントが圧縮された HTTP 応答を要求できる起点となるネットワーク オブジェクトを指定するには
[圧縮データを返す] タブで [追加] をクリックして、クライアントが圧縮された HTTP 応答を要求できる起点となるネットワーク オブジェクトを追加します。
希望に応じて、[例外] で [追加] をクリックして、例外となるネットワーク オブジェクトを追加します。これらのネットワーク オブジェクトからは、クライアントは圧縮された HTTP 応答を要求できません。
Forefront TMG が圧縮された HTTP 応答を要求できる起点となるネットワーク オブジェクトを指定するには
[圧縮データの要求] タブで [追加] をクリックして、Forefront TMG が圧縮された HTTP 応答を要求するネットワーク要素の例外となるネットワーク要素を追加します。
希望に応じて、[例外] で [追加] をクリックして、例外となるネットワーク要素を追加します。これらのネットワーク要素からは、クライアントは圧縮された HTTP 応答を要求できません。
コンテンツの検査を有効化するには
- [コンテンツの検査] タブで、[受信パケットの圧縮を解除して、Forefront TMG Web フィルターでコンテンツを検査できるようにする] を選択します。
圧縮されるコンテンツの種類を選択するには
[コンテンツの種類] タブで、次のオプションのいずれかを選択します。
[選択した以外のコンテンツの種類をすべて圧縮する] を選択した場合は、圧縮しないコンテンツの種類を指定できます (他のコンテンツの種類はすべて圧縮されます)。
[選択したコンテンツの種類のみを圧縮する] を選択した場合は、圧縮するコンテンツの種類を指定できます (他のコンテンツの種類はすべて圧縮されません)。このオプションを選択して、コンテンツの種類を選択しなかった場合は、すべてのトラフィックが圧縮されます。
[コンテンツの種類] で、圧縮の対象外または対象にするコンテンツの種類を指定します。
[選択した以外のコンテンツの種類をすべて圧縮する] を選択した場合は、新しいコンテンツの種類を追加して、これらに HTTP 圧縮を適用できます。新しいコンテンツの種類の作成手順については、「Configuring content types」を参照してください。一部のコンテンツの種類は圧縮できません。