TFS でのレポートの表示および作成のためのアクセス許可の付与
TFS (内部設置型) の配置にレポート サーバーを追加して、ビルドの品質評価、バグの傾向、バーンダウン、テストの進行状況など、チーム プロジェクトに関する豊富なデータにアクセスできます。 SQL Server Reporting Services (SSRS) のレポートには、チームが作業を管理し、プロセスを改善するのに役立つ情報が示されます。
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ここまででレポートをアップロードしたので、チームのメンバーがそれらのレポートを表示したり、管理したりできるようにします。 また、レポートを作成または変更するには、データベースを読み取るためのアクセスを許可する必要があります。
レポートを表示または管理するための定義済みロールへのアカウントの追加
レポート ビューアーをブラウザー ロールに追加します。 TFS 作成者を Team Foundation コンテンツ マネージャー ロールに追加します。
ヒント
レポート マネージャーへのアクセス許可は、TFS のアクセス許可とは別に管理されます。TFS グループにチーム メンバーを追加した場合でも、レポート マネージャー ロールに追加する必要があります。
Reporting Services のコンテンツ マネージャー ロールに追加されていない場合、このロールに追加されたユーザーに追加してもらいます。
レポート マネージャーのホーム ページから、[フォルダー設定] を開きます。
URL は http://ReportServer/Reports/Pages/Folder.aspx です。または、名前付きインスタンスを使用している場合は、http://ReportServer/Reports_InstanceName/Pages/Folder.aspx です。
[新しいロールの割り当て] を開きます。
ヒント
チーム プロジェクトまたはチーム プロジェクト コレクションに定義されたレポートへのアクセスを制限するには、まず対応するフォルダーに移動してから [新しいロールの割り当て] を開きます。
アカウント名を追加し、ロールを選択します。
データベース ロールへのレポート作成者の追加
メンバーがレポートを作成またはカスタマイズする必要がある場合、TfsWarehouseDataReader ロールにそのアカウントを追加します。 レポート作成者には、リレーショナル データ ウェアハウスと Analysis Services キューブの両方への読み取りアクセスが必要です。 作業項目クエリから、またはキューブに接続して Excel レポートを作成するチーム メンバーには、キューブへの読み取りアクセスだけでかまいません。
TFS データベースの管理者でない場合は、管理者として追加してもらいます。
SQL Server Management Studio を使用して TFS のデータベース エンジンに接続します。
Databases/Tfs_Warehouse/Security/Roles/Database Roles フォルダーの下で TfsWarehouseDataReader ロールのプロパティ ページを開きます。
アカウントを追加します。
次に、Analysis Services データベースに接続します。
Databases/Tfs_Analysis/Roles フォルダーの下で TfsWarehouseDataReader ロールのプロパティ ページを開きます。
アカウントを追加します。
重要
TfsWarehouseDataReader ロールに追加したアカウントは、TFS の配置にあるすべてのチーム プロジェクト コレクションにホストされたすべてのチーム プロジェクトのデータを参照できます。チーム プロジェクトまたはコレクションへのアクセスを制限する方法はありません。