テキスト テンプレートの用語集
ここでは、テキスト テンプレートに関連する用語の一覧を示します。
A
成果物
テンプレート変換の結果です。成果物には、ソース コード、XML、レポート、ドメイン固有言語の定義など、すべてのテキスト出力が含まれます。アセンブリ ディレクティブ
テキスト テンプレート エンジンが変換コードをコンパイルおよび実行するときに特定のアセンブリを含めるように、そのエンジンに指示するディレクティブです。アセンブリ ディレクティブを使用すると、他のアセンブリで定義された型を参照できるようになります。
B
- 組み込みのディレクティブ
テキスト テンプレート エンジンによって処理されるディレクティブ。テンプレート ディレクティブ、インクルード ディレクティブ、インポート ディレクティブ、アセンブリ ディレクティブ、出力ディレクティブという 5 つの組み込みのディレクティブがあります。
C
クラス機能
テキスト テンプレート内で、再利用できるコードが指定されるセクション。クラスの機能をテンプレート生成クラスに追加して、テンプレートの他のコード ブロックで使用することもできます。カルチャ パラメーター
生成されたファイルを書き込むカルチャを指定する、テキスト テンプレート ディレクティブのパラメーターです。カスタム ディレクティブ
テンプレート エンジンがカスタム ディレクティブ プロセッサにリダイレクトする、テキスト テンプレート ディレクティブです。カスタム ディレクティブは、コード生成プロセスにカスタム コードを追加するために使用されます。カスタム ディレクティブ プロセッサ
特定のセットのカスタム ディレクティブに対するコード生成を処理するコード プラグインです。
D
ディレクティブ
テキスト テンプレートに記述され、そのテンプレートの処理方法をエンジンとホストに指示する命令。ディレクティブ プロセッサ
テキスト テンプレート ホストによって登録され、テキスト テンプレート内のディレクティブを処理するコンポーネントです。エンジンがテキスト テンプレート内のカスタム ディレクティブを識別すると、そのディレクティブを処理できるディレクティブ プロセッサをホストに要求します。
G
生成されたテキスト出力
テキスト テンプレート変換の出力です。生成された変換クラス
テキスト テンプレートから生成された .NET クラスです。このクラスは TextTransformation クラスから継承します。
H
- ホスト
テンプレート変換プロセスを管理するコンポーネントで、テキスト テンプレートの内容を使用してエンジンを呼び出し、ディレクティブ プロセッサをそのエンジンに提供し、そのエンジンにファイルの内容と環境へのアクセス権を与えます。Visual Studio は、テキスト テンプレート エンジンの多くの潜在的なホストの 1 つです。
M
- モデル
コードを生成するために 1 つ以上のテキスト テンプレートによって読み取られるファイル。モデルが高度なデザインやビジネス要件に関する情報をキャプチャし、テンプレートがこの情報を実装コードに変換します。モデルは任意の種類のファイルにすることができますが、UML などで表記したり、ドメイン固有言語ツールで作成したりすることもできます。
T
テンプレート ディレクティブ
組み込みのディレクティブで、変換を実行するための基本的な情報を指定します。たとえば、生成された変換クラスとして使用される基本クラス、テキスト テンプレート (Visual C# または Visual Basic) で使用されるプログラミング言語、カルチャ固有の ToString のバージョンが呼び出されたときに使用するカルチャ、変換をデバッグ モードで実行するかリリース モードで実行するかどうか、などの情報が含まれます。テキスト テンプレート
テキスト変換プロセスに対する入力ファイルです。これには、テキスト ブロックとコントロール ロジックが含まれます。テキスト テンプレートが変換されると、コントロール ロジックはテキスト ブロックとモデル データを組み合わせて出力ファイルを生成します。テキスト テンプレートは、コード ファイルや HTML レポートなど、テキスト成果物を作成するために使用されます。テキスト テンプレート変換
テキスト テンプレートを使用して出力テキストを生成するプロセス。テキスト テンプレート変換エンジン
テキスト変換プロセスのメイン コンポーネント。テキスト テンプレートを解析し、そこから Visual C# または Visual Basic のクラスを生成、コンパイル、実行して、出力文字列を生成します。