プライベート クラウドの vCenter で管理機能を実行するために CloudSimple の特権をエスカレートする
CloudSimple の特権アプローチは、通常の操作を実行するために必要な特権を vCenter ユーザーに与えるように設計されています。 場合によっては、特定のタスクを実行するために追加の特権がユーザーに必要になることがあります。 期間限定で vCenter SSO ユーザーの特権をエスカレートすることができます。
特権をエスカレートする理由には、次のようなものがあります。
- ID ソースの構成
- [ユーザー管理]
- 分散ポート グループの削除
- VCenter ソリューション (バックアップ アプリなど) のインストール
- サービス アカウントの作成
警告
特権がエスカレートされた状態でアクションを実行すると、システムに悪影響が出たり、システムが使用できなくなったりする可能性があります。 エスカレーション期間中は必要な操作のみを実行してください。
CloudSimple ポータルから、vCenter SSO で CloudOwner ローカル ユーザーの特権をエスカレートします。 リモート ユーザーの特権は、追加の ID プロバイダーが VCenter で構成されている場合にのみエスカレートできます。 特権をエスカレートするには、選択したユーザーを vSphere の組み込みの Administrators グループに追加する必要があります。 エスカレートされた特権を持つことができるユーザーは 1 人だけです。 別のユーザーの特権をエスカレートする必要がある場合は、まず現在のユーザーの特権のエスカレーションを解除します。
追加の ID ソースからのユーザーを、CloudOwner グループのメンバーとして追加する必要があります。
注意事項
新しいユーザーは、Cloud-Owner-Group、Cloud-Global-Cluster-Admin-Group、Cloud-Global-Storage-Admin-Group、Cloud-Global-Network-Admin-Group、または Cloud-Global-VM-Admin-Group にのみ追加する必要があります。 Administrators グループに追加されたユーザーは自動的に削除されます。 [管理者] グループに追加する必要があるのはサービス アカウントだけです。また、サービス アカウントを使用して vSphere Web UI にサインインすることはできません。
エスカレーション期間中、CloudSimple は、自動監視と、それに関連付けられたアラート通知を使用して、環境に対する誤った変更を識別します。