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CloudSimple のパブリック IP アドレスの概要

パブリック IP アドレスによって、インターネット リソースで、プライベート クラウド リソースのプライベート IP アドレスへの受信方向の通信を行うことができます。 プライベート IP アドレスは、プライベート クラウド vCenter 上の仮想マシンまたはソフトウェア ロード バランサーです。 パブリック IP アドレスを使用して、プライベート クラウドで実行されているサービスをインターネットに公開できます。

パブリック IP アドレスは、割り当てを解除するまで、そのプライベート IP アドレス専用になります。 1 つのパブリック IP アドレスは、1 つのプライベート IP アドレスにのみ割り当てることができます。

パブリック IP アドレスに関連付けられたリソースでは、常に、インターネット アクセスに対してパブリック IP アドレスが使われます。 既定では、パブリック IP アドレスではアウトバウンドのインターネット アクセスのみが許可されます。 パブリック IP アドレスでの着信トラフィックは拒否されます。 インバウンド トラフィックを許可するには、特定のポートに対してそのパブリック IP アドレスのファイアウォール規則を作成します。

メリット

パブリック IP アドレスを使ってインバウンドの通信を行うと、以下のものが提供されます。

  • 分散型サービス拒否 (DDoS) 攻撃に対する防御。 この保護は、パブリック IP アドレスに対して自動的に有効になります。
  • トラフィックの常時監視と一般的なネットワーク レベル攻撃のリアルタイム軽減。 これらの防御は、Microsoft Online Services によって使われるものと同じ防御です。
  • Azure グローバル ネットワークのスケール全体。 ネットワークを使って、リージョン間で攻撃トラフィックを分散および軽減できます。

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